しかし人間は、自分に利益を与えてくれるもののみを拝んでいるなら、
滅びてしまうでしょう。
利益がなくなる時、その神は何ものでもないからです。
「自分の命を救おうと思う者はそれを失い、わたしのため、
また福音のために、自分の命を失う者は、それを救うであろう」(マルコ8・35)。
(「御言葉はわが足のともしび」蓮見和男著 )
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カギカッコの中のみことばの通りである。
これを「キリスト教の逆説のパラドックス」などと主張するキリスト教学者もいる。しかし、このみことばこそ真理である。
このみことばをお語りになった御方こそこのみことばそのもののご生涯を送り、今現在もこのフツーのクリスチャンのわたしの内と外に生き続けておられるのをわたしは日々生活の中でいろいろと体験させていただいている。この生きておられる御方の十字架と復活のいのちこそ愛であり、真理であり、いのちである。
わたしたち生あるものが求めてやまない愛であり、真理であり、いのちである。
わたしたちはたとえどのような出自で、どのような状態の者であってもこの御方の後をついて従ってゆけば、自分がどんなにこの御方に愛され、真理を教えられ、またそのことを信じる信仰によってこの御方の復活のいのちが与えられているかを知らされるであろう。
さあ、みんなで、この御方の後に従って生きようではないか。この御方から復活のいのちをいただいて生かされようではないか。
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