御使いは彼らに、救い主の誕生の事実と、「あなたがた
は、布にくるまれて飼い葉おけに寝ておられるみどりごを
見つけます」(一二節)と言われただけです。
「急いで出かけなさい」とも「その子を拝みに行きなさい」とも
命令していません。
しかし、彼らは自分たちから進んで出かけて行ったのです。
そして「飼い葉おけに寝ておられるみどりご」という御使いの
言葉をたよりに皆で手分けしてベツレヘム中の宿屋の家畜小屋を
捜し回りついに神の御子を捜し当てたのです。
(「聖書にもとづくクリスマス物語」藤原孝行著 YOBEL社 )
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何年もそして何百回もこのクリスマスの箇所を聖書で読んでいるが、
ベツレヘムの家畜小屋の「飼い葉おけに寝ておられるみどりご」を
捜し当てるのに羊飼いたちが大変だったということを書いてあったのは
この本がはじめてである。
どんなにか大変だったことだろう。
ベツレヘム中の宿屋の家畜小屋をみんなで手分けして一生懸命捜したのである。
みんなが救い主を待っていたのである。
だからイスラエル人は強い。
わたしたちもわたしたちに知らされた「救い主の誕生」をこそ信じよう。
そして主に全身全霊を強くしていただこう。
この羊飼いたちのように。
主イエス・キリストの御名によって。
アーメン。
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