
わたしたちには真実を知る権利があります。
また、アメリカ人にもきのこ雲の下で何が起こって
いたのかを知らせてほしい。
あれは地獄以外の何ものでもなかった。
二度と、どこの国でも起きてほしくない」。
(「神さまのファインダー」ジョー・オダネル写真 坂井貴美子編
いのちのことば社 )
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これは、原爆投下のあと広島と長崎で写真をとりつづけた
ジョー・オダネル(元米従軍カメラマン)と彼の妻が書いた
本である。
わたしはこのような本をアメリカ人がしかも日本で刊行するとは
夢にも思わなかった。正直言ってまだ原子爆弾を広島と長崎に
落としたアメリカが、この本を読んでもまだ許せない。
許せるようにと主ご自身に祈るばかりである。
わたし自身だって自分の子どもを二人も殺した罪を赦していただいた
のだから。
こう考えても祈ってもまだ正直言って許せない。
とこしえに主ご自身に向かって祈るしかないと思っている。
日本に戦争を終わらせるためにあの原子爆弾は正しかったのだと
多くのアメリカ人はまだ思っている。そして自分の子どもにも
そう言って教育している。わたしは広島には行ったことはないが、
長崎には行ったことがある。いろいろと傷ついているところをしっかり
見て来た。
そして国はちがっても同じ人類が犯してしまったこの巨大な罪をなんとかして
主ご自身に祈りつづけることによって許せる気持ちになりたいと魂の奥底から
願っている。
主イエス・キリストの御名によって。
アーメン。
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