言の葉（雨宮慧）：神の国の住人。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。

　　　　ですから、今週の福音で「受け継ぐ」とされた地は、
　　　　地上にある場所を指しているのではなく、
　　　　神の国とは永遠の命を表わす象徴表現だと言えます。

　　　　　　（「小石のひびき」雨宮慧著　女子パウロ会　）

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　上記に引用した雨宮神父の言葉は、新約聖書のマタイによる福音書第５章５節を解説してくださったものである。
　
　「平和な人たちはさいわいである。彼らは地を受け継ぐであろう」。

　「地を受け継ぐ」とは主イエス・キリストの復活のいのちを受け継いで「神の子」とされることだ。
　ではこの拙文を読んでくださっているあなたが「神の子」とされると、あなたの生活はどのように変えられてゆくのか？
　まず第一に「主にお祈りする」ことが習慣とされてゆく。
　そして「聖書」を中心とした読書が習慣とされてゆく。
　そのあとはだんだん「お祈り」で与えられた「愛」があなたの思いと行いの指標となりその愛に突き動かされていく生活になる。
　つまりだんだん「神の愛」が全身全霊を生かしてくださるようになる。
　これだけでもうあなたはフツーのクリスチャンである。
　「神の国」の住人であり、あなたそのものが「神の国」である。



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