
主は彼らの前に行かれ、昼は雲の柱をもって、
彼らを導き、夜は火の柱をもって彼らを照らし、
昼も夜も彼らを進み行かせられた。
昼は雲の柱、夜は火の柱が民の前から離れなかった。
(出エジプト記第13章21~22節 )
☆★☆★ ☆★☆★ ☆★☆★ ☆★☆★
この聖句の「雲の柱」とは。そもそも雲とは神のご臨在の象徴であり、「雲の柱」はイスラエル人の荒れ野の旅における神の守護を表したものだと聖書辞典には説明されている。
わたしはある神学書を読んでいて、ふとこの光景が思い浮かんだのである。ああ、わたしもこの人生という荒野でまさにイスラエルとして主ご自身に昼は雲の柱、夜は火の柱という神のご臨在のしるしをもって導かれているのだ、と。
それは今現在でも変わらない。でも一つだけ変わったことがある。雲の柱と火の柱つまり主のご臨在のシンボルが雲の柱は雲の柱そのままに火の柱は火の柱そのままに、それが「主の十字架」に変わったということである。わたしは以前にも書いたが小さな十字架をいつも首にしている。まさにわたしの内に今現在お住みになっている方、主のご臨在のしるし、シンボルであって神のご臨在を表し主イエス・キリストを自分の救い主として信じる信仰のしるし以外の何ものでもないのであって、神ご自身そのものではないことは賢明な読者ならご理解いただけるものと思う。そしてわたしはフツーのクリスチャンとしてこの小さな十字架にこめられた「雲の柱」「火の柱」を感じさせていただけることを感謝している。
主イエス・キリストの御名によって。アーメン。
☆★☆★ ☆★☆★ ☆★☆★ ☆★☆★