神の友（新約聖書）

　　　　まず、神の国と神の義とを求めなさい。
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　「マタイによる福音書　第６章　３３節」

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　ここで主イエス・キリストが言っていることは、地上のどのような生活の中でも神さま（あるいは仏さま、信じていればどのようなお名前での方でも良い）と自分自身が愛と信頼の関係を結びなさいということだ。
　わたし自身の体験では、神さまとの愛と信頼の関係ができると、自分の体と心と魂に宿る「神さまの力」、「神さまの存在」を感じることが出来るようになる。
　これは近頃流行の超能力者になることでは決してない。また、やはり流行の「天使」となることでもない。
　ただ単純に神さまの子供、神さまの友達となることなのだ。これは誰にでも可能なことだ。例外はない。
　あの悪の親玉として名高いナチスドイツのヒトラーのような人間でさえも、彼が改心（回心）して、まず神の前にひざまずけば、そして必死に祈り続ければ良かったのだ。しかし彼は自殺をしてしまったらしい。これが彼の失敗である。

　わたしたちは神の国と神の義を祈り求める生活をしていさえすれば、神さまの友として頂けるのだ。これが主イエス・キリストから与えられた深い深い慰めであり救いなのだ。



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