カナの婚礼。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。（新約聖書）

　　　　「かめに水をいっぱい入れなさい　」。

　　　　　　　（ヨハネによる福音書第２章７節　）

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　主がカナの婚礼の席で弟子たちに命令なさったことである。
　この水がめはわたしたちの肉体を指し示している。水は生ける水と呼ばれる主のみ言葉である。「自分という水がめに生ける水をいっぱい入れなさい」ということを主はわたしたちに命令なさっている。それも婚礼の席上で。
　「結婚」は古代イスラエルの」伝統では、「神と人との関係」のシンボルである。
　現在でもクリスチャンは「結婚」を「神と人との関係」のシンボルとしてとても厳粛に大切にしている。ひとりの男性とひとりの女性の「結婚」はすべての人と人との関係、つまり全宇宙との関係の最も最小単位にして、無限大の神の愛を表現する最も大切な基礎である。
　だからクリスチャンは「浮気は何回まで赦しますか」などという質問すら「ノー」と言って断固として一婦一夫を守る者たちである。
　夫と妻の愛ほど主なる神の愛に似ているものはないからだ。


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