罪とは自分自身を殺すもの。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。（新約聖書）

　　　あなたがたは罪と取り組んで戦う時、
　　　まだ血を流すほどの抵抗をしたことがない。

　　　　　（へブル人への手紙第１２章第４節　）


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　あなたは麻薬を勧められたことがないだろうか？
　「タバコよりも害がないから試してみない？。常習性はない。安くしておくから」などと誤った知識を吹きこまれて誘われたことはないだろうか？
　このような誘惑者はまさに悪の手先である。悪魔はもともと「告発する者」だったのだが、この麻薬の誘惑をする者は告発されるべき存在である。
　浅学非才のわたしでもずっと以前、麻薬を服用する前の脳の写真と服用後の脳の写真を並べてみたことがある。
　服用した後の脳は、医者でないわたしが見ても明らかに委縮しているのが分かった。素人目に見ても、これではモノを考えられないと感じた。
　わたしは心底、ゾッとした。恐ろしいと思った。
　ありていに言えば、麻薬に手を出すのは「自殺に等しい」。
　これは主の御心を悲しませる。いや、敢えて言えば、主にお出まし戴かなくても話しは簡単だ。麻薬はその常習者、経験者の家族を悲しませる。あるいは家族がいなくても、本人が何よりも自分を悲しませるのだ。「自殺に等しい」ことをした揚句、自分だけが苦しみ、自分だけが悲しむことになる。

　この拙文をお読みいただいた方はどうか麻薬に手を出さないでいただきたい。
　どうか「自分を殺す罪」と戦って欲しい。
　主イエス・キリストの御名によって、アーメン。


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