
「父よ、彼らをおゆるしください。
彼らは何をしているのか、わからずにいるのです」。
(ルカによる福音書 第23章 34節 )
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フツーのクリスチャンのわたしたちは主イエス・キリストのこのみことばを何度読んでも、そのたびにほかでもない自分たち自身に、主がおっしゃっておられる天の父なる神にとりなしの祈りをしてくださっているのが聴こえるのだ。
しかしわたしたち人間はたいてい何か悪いことをしている時それが悪いことだという自覚が主より与えられている。わたしたちは悪いことと思いつつ悪いことをやっているのである。
しかし主は上記引用の聖句で天の父の御前にこのようなどうしようもない悪人のわたしたち人間をまるでわが子を庇う母親のように「どうかゆるしてやってください」ととりなしてくださる御方である。どこまでも悪人をその立場を理解し庇おうとなさっている御方である。
この拙文を読んでくださっているあなたは、もし自分の子がたとえば盗みの罪を犯してしまったとしたら、その子を徹底的に弁護し庇おうとしないだろうか?
主イエス・キリストはまさしく、いのちある者すべての親である。
わが子を徹底的に理解し、弁護し、庇おうとする親である。
迷った一匹をどこまでも追って救おうとする魂の弁護者である。
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