あるキリスト教主義病院を訪れたときのこと。
ナース・ステーションのかたわらに「パストラル・ケア・
ルーム」と書かれた札がかかっているのを見つけたました。
パストラル・ケアとは牧会という意味ですから、本来、
神学用語であって、教会で用いられる言葉です。
けれども、牧会という言葉に表される働きが、教会を飛び出して
病院で病人のケアのために必要なこととして取り上げられている
ことに新鮮な思いをもったのでした。
世の中が牧会を求めている、そういう思いがしました。
(「クリスマスの風景」賀来周一著 キリスト新聞社 )
☆★☆★ ☆★☆★ ☆★☆★ ☆★☆★
少女ジーザスも長いことキリスト教主義病院に通った経験がある。とても楽しかった思い出である。
夫と一緒について行ってもらったので、診察が終わると必ず大きな聖堂へ行ってふたりでお祈りをした。
不思議なことに(病気をおもちの方ごめんなさい)、病気を癒してくださいとは一度も祈らなかった。
しかしその後夫がバプテスマを受けた。
これで公にも「わたしたち夫婦は同じくクリスチャンです」と告白できるようにしていただいたのである。もうずいぶん昔の話である。
わたしはキリスト教主義病院に長く通った経験は主より頂いたとても尊い美しいお恵みだと思って魂の底から主に感謝している。主イエス・キリストの御名によって、アーメン。
☆★☆★ ☆★☆★ ☆★☆★ ☆★☆★