マリヤは聖霊によって身ごもったのです。
御使いはマリヤに「聖霊があなたの上に臨み、
いと高き方の力があなたをおおいます。
それゆえ、生まれる者は、聖なる者、神の子と呼ばれます」(ルカ1.35)
と言われました。
そうです。マリヤがまだヨセフと一緒にならないうちに、聖霊によって
身ごもることこそ神の計画だったのです。
もし、イエス様が私たちと同じように、人間の父親をもってこの世に
生まれて来たとしたら、イエス様も私たちと同じ人間となり、罪を犯し、
争いもし、人を憎む心を持つことでしょう。
(「聖書にもとづくクリスマス物語」藤原孝行著 YOBEL社 )
☆★☆★ ☆★☆★ ☆★☆★ ☆★☆★
神ご自身の受肉だったからこそ主イエス・キリストには人間の父親は
いらなかったのである。
しかし、マリヤはその時そこまでの信仰理解はなかった。
ただ「わたしは主のはしためです。お言葉どおりにこの身になりますように」と
全面的に御使いの言葉を主のことばとしてひたすら信じたのである。
だからこそ主イエス・キリストは全き神が人性をとって全き人間としてこの世に
生まれてくださった。
この時のマリヤの夫ヨセフの態度も立派である。
マリヤをさらし者にしたくなかったので一心にマリヤをかばいこれも御使いのお告げ
のとおりマリヤを妻としてむかえたのである。
すべての生命体の救い主はこうして一対の男女から深い信仰の中で生まれたのである。
主に栄光がありますように。
主イエス・キリストの御名によって。
アーメン。
☆★☆★ ☆★☆★ ☆★☆★ ☆★☆★
↓:男女
にほんブログ村