
ところで、あなたがたはきょう、すべてのわざわいと苦しみから
あなたがたを救ってくださる、あなたがたの神を退けて、
『いや、私たちの上に王を立ててください』と言った。
(サムエル記 Ⅰ 第10章 19節 )
☆★☆★ ☆★☆★ ☆★☆★ ☆★☆★
わたしはここを読むたびにイスラエルの王は神ご自身しか
いないのに、なぜイスラエルの民は王を立ててくれなどと
サムエルに言ったのか残念でしかたがない。
王ではなくサムエルのようなリーダーにしたがって、それまでの
ように神の戒めを守り宗教生活にのっとった生活、生き方を
していれば不幸なことにならなかったのではないかと思う。
それはダビデやソロモンなど偉大と言われた王が出てイスラエルが
幸福きわまりないこともあった。
しかし王を立てたおかげで人々が身分的に差別されるようになって
しまったのが悲しくてしかたがない。
なぜ自分たちの王は神ご自身だということに気がつかなかったのか。
王という偶像をたててしまったのか。
これは偶像中の偶像、もっともひどいもっとも大きな偶像これ以上はない
と言ってもよいくらいの偶像である。
イスラエルのほんとうの苦難はこの偶像をたててしまったことからはじまった。
少なくともダビデ・ソロモンのように(王になりたての頃)信仰的にも民を
ひっぱってゆくことのできる王なら良いというのがわたし少女ジーザスの思想である。
☆★☆★ ☆★☆★ ☆★☆★ ☆★☆★
↓:だびで
