言の葉（内村鑑三）：キリスト教の伝道について。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。

　　　　キリスト教の伝道とは自分の主張を世に及ぼし、
　　　　自分の徳をもって人を変化させ、それに依って自分の党、
　　　　弟子をつくることではない。
　　　　キリスト教の伝道とは自分に罪があることを世に表白し、
　　　　自分の受けた恩恵（めぐみ）を人に示し、自分の救い主を
　　　　世に紹介し、それによって彼の従者、彼の弟子をつくること
　　　　である。

　　　　　　（「一日一生」内村鑑三著　教文館　）


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　キリスト教の伝道とは主の主王の王主イエス・キリストを人に紹介することである。この御方を自分の救い主、自分の神として紹介することである。この時最も気をつけることは、主イエスを紹介することであって、自分を紹介することではないということである。要するに主イエスの手足となって彼を紹介することである。安心して欲しい。オートマチックに彼の機械となることではない。彼は主の主王の王である。
　わたしが彼を紹介する時、彼はわたしの全身全霊つまり個性をすべて使ってご自分を紹介させてくださる。だからわたしは安心してこの御方に自分をおまかせして「自由」にこの御方がわたしに具体的に何をして助けてくださったか、この御方はわたしのような者に何をさせたがっておられるのかetc.　をこのような拙文でブログに書くこととをさせていただいているのである。
　わたし自身は「口下手」なので、おもに拙文をもって主の主王の王主イエス・キリストを紹介させていただいている。
　「話すことの方が、自分は得意だ」とお思いの方もあろう。そのような方は「話すこと」によって主イエス・キリストを紹介させていただくことができるものである。




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