この前、星空を撮るために、SONYのα NEX−5Tを買ったのですが、星の撮影には長時間露光が必要であり、長時間露光をすると星が流れるので、星を追尾するポータブル赤道儀を探していました。
1番安いのが
new nano.traccker
と言う商品で、ヤフオクとかメルカリとかラクマで探し続けましたが、16,100円が最安値でした。
NEX−5Tもポイントを使わなかったら13,300円であり、レンズフード999円、予備電池1,000円とナノトラッカー16,100円を足すと3万円超えになり、目標の2万円程度を大きく超えてしまいます。
そんな時に、ふと目に付いたのが、PENTAXのカメラのみが対応している、アストロトレーサーと言う物です。
GPS測位と、精密なカメラの傾きとかのモーションセンサーで、手ブレ補正機能を利用して、ポータブル赤道儀より、精度の高い星の追尾をすると言う物です。
装着したら、ストロボを付けた様な感じで
緯度、経度、高度、カメラの傾き等を測位します。
この状態で三脚に載せれば、それだけでOKです。
ポータブル赤道儀でも、地面との角度を35度に合わせて、更に北極星に向きを合わせると言う作業が必要ですが、アストロトレーサーなら、全て自動計算で星を追尾してくれます。
と言う事で、3万円より安くして、システムをグレードアップする方法を考えました。
先ず、NEX−5Tをレンズフードや追加で買ったバッテリーと共にメルカリで売りました。
これで、僅かですが1,826円の利益が出ました。
次に、NEX−5Tより高性能な、PENTAXのK−50と言うカメラ
をヤフオクで、
12,650円(税送料込み)で落札しました。
めっちゃ、安くて良いのがあるまで、オークションを繰り返して、予定金額を超えたら、即リタイアを繰り返して、予定金額より、大幅に安くで落札出来ました。
シャッター回数が僅か4,600回、充電バッテリー、電池でも利用出来る電池ホルダー、バッテリー充電器、車用充電ソケット付きで、動作確認品です。
結構、シャッター回数が1〜2万回でバッテリーやバッテリーチャージャーも無く、中古の程度が悪いのでも、18,000円〜程度が良けりゃ52,800円
が中古相場でしたので、破格です。
勿論、
アストロトレーサー対応機種で、更にNEX−5Tが最高感度ISO25600、解像度1,610万画素、シャッタースピード1/4000〜に対し、K−50はISO51200、解像度1,650万画素、シャッタースピード1/6,000
防水・防塵・タイムラプス
(Wi-Fi機能・バリアングルモニターは無し)
等と、多くの性能がワンランク上です。
特に、調べてみると、深夜に渡る星の撮影では、夜露との戦いとからしいので、防水機能は必須の様です。
これはボディのみの商品なので、レンズにカビとかのあるジャンク商品を2,000円(税込み2,160円)で落札。
このレンズは、分解して、クリーンアップしました。
ほんとは、明るめの単焦点広角レンズで良かったんですが、日常使いを考えて、広角28mm〜望遠300mmのズームレンズを選びました。
これに、更にラクマでアストロトレーサーを10,500円で購入
合計が、25,310円になってしまいましたが、ここから、前に買ったカメラの販売益を差し引いたら、
23,484円となり、2万円よりは少しオーバーしましたが、ランクアップしたシステムを8,000円弱安く揃える事が出来ました。
ヽ(^o^)丿
と言う事で、本日、新しいカメラが届き、アストロトレーサーも装着して、全ての動作確認が取れました。
送ってきた商品は、傷一つ無く、美品で
整備したレンズとアストロトレーサーを付けるとこんな感じに。
買ったのを売って、更にグレードアップ
わらしべ長者みたいです。(笑)