カブプロも、外装は仕上がったので、後はエンジンのチューニングです。
ただ、速くするだけで、無制限にイジって良いなら、却って簡単なんですが、カブ耐久レースとかに使うならレギュレーションが厳しいです。
ざっと言えば、キャブ車なら、キャブのジェットとマフラーとエアクリーナー
FI車なら、インジェクション関係は一切イジッテは駄目で、コンピューター関係とマフラーとエアクリーナー
位しか、触ってはいけないと言う決まりがあります。
エアクリーナーとマフラーは、同じ様な物をみんな付けるので、結局、ENIGMAとかによる燃料噴射のコントロールにかかって来ます。
これが、結構、難しく、面白い所で、何回転の時に、何%燃料を噴射するとか、細々と設定して行きます。
肝のデータは出せないので、失敗作のデータを出すと、こんな感じです。
昔は、パソコンで作って、有線で書き込んでいた様ですが、今はスマホでデータを作って、Wi-Fiで車載のENIGMAにデータを書き込みます。
と言う事で、今日は先ず、カブプロのノーマルコンピューターに、基本学習をさせるところからやりました。
中々に、面倒くさい作業で、手順書を参照しておきます。
ーーーーーーーーーーーーーーー
その1)故障診断データのリセット
サービスカプラ(座席下の赤いカプラ)のここをワイヤー等で短絡します。
手順1:メインスイッチOFF
手順2:サービスカプラを短絡
手順3:メインスイッチON⇒PGM-FI警告灯が点灯
手順4:短絡ワイヤーのどちらか一方を抜く⇒FI警告灯が5秒間点灯
手順5:その5秒の間に手順4で抜いたワイヤーを再度短絡させる
手順6:短絡後、警告灯が点灯から点滅に変化
END
その2)スロットル開度センサーのリセット
この作業にはもう1箇所ワイヤーで短絡する場所があります。
この短絡用の短いワイヤーも用意します。
手順1:メインスイッチOFF
手順2:サービスカプラを短絡(その1と同様)
手順3:油温センサーのカプラを外す⇒ワイヤーで短絡
手順4:メインスイッチON⇒FI警告灯が遅いパターンで点滅(10秒)
手順5:その10秒の間に手順3の短絡ワイヤーを外す⇒FI警告灯が速い点滅
END
その3)初期学習
手順1:その1),その2)で短絡したカプラー類を全部元にもどします。(走行可能状態にする)
手順2:エンジンを通常始動し暖気運転する(15~20分)⇒その状態でしばし待機
手順3:初期学習が終わるとFI警告灯が20秒間点灯する(これが合図)
END
ーーーーーーーーーーーーーーー
と言う、具合で、先ず、カプラのショート様に、ピンを自作
元のコンピューター
から、ENIGMA
の接続を切り離して、サービスカプラをショートして、故障診断データのリセット
次に、オイルサーモセンサーのカプラをショートして、
スロットル開度センサーをリセット
そして、全て戻して、エンジンを20分程回して、コンピューターに適正なスロットル開度等を学習させました。
この作業が終って、やっとENIGMAを繋ぎ直して、エンジンの調整に入りました。
今まで、作って来た、10種類位のデータを順番に書き込んでは、試走を繰り返したところ、やはり、最初のノーマルコンピューターへの再学習が効いたのか、メーター読みで63キロまで、出るデータが見つかりました。
全後輪とも、直径が違う、直径が大きいハイグリップタイヤを履いていますので、計算上、9%メーターが少な目に表示する事を考えて、補正すると、
63×1、09=68、7キロ
で、ほぼ、70手前まで行ったので、今は、これで良しとする事にしました。(^O^)v
ところで、整備工具が増え過ぎて、
凄く使い難いです。(TдT)
本来なら、こんなの
が欲しいのですが、高い(写真のは特別に高い)し、安いのでも2万円以上はするので、予算3,000円位で、作ることにしました。
作る上での主要パーツがこれです。
。。
スライドレールです。
引き出しが、僅かな力で、スルスルと出て来る、アレです。
探しに探して、40センチレール左右セットで1セット270円と言う、格安なのを見つけて、5段分購入しました。(*^^)v
後は、枠と引出しを作って、スライドレールをセットすれば良いので、1日で出来ると思います。
ただ、速くするだけで、無制限にイジって良いなら、却って簡単なんですが、カブ耐久レースとかに使うならレギュレーションが厳しいです。
ざっと言えば、キャブ車なら、キャブのジェットとマフラーとエアクリーナー
FI車なら、インジェクション関係は一切イジッテは駄目で、コンピューター関係とマフラーとエアクリーナー
位しか、触ってはいけないと言う決まりがあります。
エアクリーナーとマフラーは、同じ様な物をみんな付けるので、結局、ENIGMAとかによる燃料噴射のコントロールにかかって来ます。
これが、結構、難しく、面白い所で、何回転の時に、何%燃料を噴射するとか、細々と設定して行きます。
肝のデータは出せないので、失敗作のデータを出すと、こんな感じです。
昔は、パソコンで作って、有線で書き込んでいた様ですが、今はスマホでデータを作って、Wi-Fiで車載のENIGMAにデータを書き込みます。
と言う事で、今日は先ず、カブプロのノーマルコンピューターに、基本学習をさせるところからやりました。
中々に、面倒くさい作業で、手順書を参照しておきます。
ーーーーーーーーーーーーーーー
その1)故障診断データのリセット
サービスカプラ(座席下の赤いカプラ)のここをワイヤー等で短絡します。
手順1:メインスイッチOFF
手順2:サービスカプラを短絡
手順3:メインスイッチON⇒PGM-FI警告灯が点灯
手順4:短絡ワイヤーのどちらか一方を抜く⇒FI警告灯が5秒間点灯
手順5:その5秒の間に手順4で抜いたワイヤーを再度短絡させる
手順6:短絡後、警告灯が点灯から点滅に変化
END
その2)スロットル開度センサーのリセット
この作業にはもう1箇所ワイヤーで短絡する場所があります。
この短絡用の短いワイヤーも用意します。
手順1:メインスイッチOFF
手順2:サービスカプラを短絡(その1と同様)
手順3:油温センサーのカプラを外す⇒ワイヤーで短絡
手順4:メインスイッチON⇒FI警告灯が遅いパターンで点滅(10秒)
手順5:その10秒の間に手順3の短絡ワイヤーを外す⇒FI警告灯が速い点滅
END
その3)初期学習
手順1:その1),その2)で短絡したカプラー類を全部元にもどします。(走行可能状態にする)
手順2:エンジンを通常始動し暖気運転する(15~20分)⇒その状態でしばし待機
手順3:初期学習が終わるとFI警告灯が20秒間点灯する(これが合図)
END
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と言う、具合で、先ず、カプラのショート様に、ピンを自作
元のコンピューター
から、ENIGMA
の接続を切り離して、サービスカプラをショートして、故障診断データのリセット
次に、オイルサーモセンサーのカプラをショートして、
スロットル開度センサーをリセット
そして、全て戻して、エンジンを20分程回して、コンピューターに適正なスロットル開度等を学習させました。
この作業が終って、やっとENIGMAを繋ぎ直して、エンジンの調整に入りました。
今まで、作って来た、10種類位のデータを順番に書き込んでは、試走を繰り返したところ、やはり、最初のノーマルコンピューターへの再学習が効いたのか、メーター読みで63キロまで、出るデータが見つかりました。
全後輪とも、直径が違う、直径が大きいハイグリップタイヤを履いていますので、計算上、9%メーターが少な目に表示する事を考えて、補正すると、
63×1、09=68、7キロ
で、ほぼ、70手前まで行ったので、今は、これで良しとする事にしました。(^O^)v
ところで、整備工具が増え過ぎて、
凄く使い難いです。(TдT)
本来なら、こんなの
が欲しいのですが、高い(写真のは特別に高い)し、安いのでも2万円以上はするので、予算3,000円位で、作ることにしました。
作る上での主要パーツがこれです。
。。
スライドレールです。
引き出しが、僅かな力で、スルスルと出て来る、アレです。
探しに探して、40センチレール左右セットで1セット270円と言う、格安なのを見つけて、5段分購入しました。(*^^)v
後は、枠と引出しを作って、スライドレールをセットすれば良いので、1日で出来ると思います。