私が20年前に前立腺がんになってからでも、
知り合い数人が同病に罹患しながら、誰もが10数年いまだ元気でいる。
何しろ統計では、転移がなければ10年生存率100%である。
転移があったにも関わらず、私は20年生存している・・・
もはやサバイバーとも呼べないほどの生存率である。
高齢男性にとって、このがんは生活習慣病並みの病気となってきた。
むしろ高血圧や糖尿病などの方が、厄介で怖い病気かも知れない。
そんな中、私が罹患して以来、不定期ながら検査を続けてきた友人、
数年前からPSAがじわりと上がり始め 経過観察してきたようだ。
それが最近の検査でPSA34となり生検でがんと診断された。
私はその道では先達である、
経験上から、放射線治療とホルモン治療を奨めた。
手術の場合は多かれ少なかれ、暫く尿漏れがあると聞く。
ステージにもよるが、この歳で前立腺がんによって死ぬことはないと、、
それよりも他の病気か、老衰死が先だろうということ。
当人は主治医の判断にゆだねるのだろうけど・・・
今日のうろこ雲