昨夜は久しぶりに招集がかかって、友人宅に集まりました。
もう20年近くも前でしょうか、ひょんなことで知り合った4組の夫婦。
年齢もバラバラ職業もバラバラ、これがなぜか意気投合し、
定例会を10年以上も継続してきたものでした。
世話好きの妻が中心で、ほぼ月イチで我が家に集まり定例会を始め、
何度も一泊温泉旅行などにも出かけたりして楽しんでいたものでした。
妻が欠けて以来火が消えたように沙汰止みになってしまった。
夫婦の一人が欠けると傾くのですね、妻は扇の要の存在だったようだ。
また、それぞれの家庭の事情(介護)などもあったり、一人あぶれ者(私)もあって・・
やろうやろうと言いながら、どうも実現できないでいたのです。
しびれを切らして? 急遽招集がかかったのでした。
嬉しいことにみんな元気で久しぶりの再会にはハグして喜びました。
有り余るご馳走と酒池(ビール 紹興酒 大吟醸、焼酎 ワイン)が溢れ、
時間を忘れて話が尽きませんでしたよ。
実は時間を忘れて遊べる共通のコトがあるのですけどね。
昔そのままでした、嬉しい。
そんなわけで、昨夜は午前様、、今朝はちょっと二日酔いでした
食べ散らした後ですが、、、酒種類ごとにグラスがありますね。
傍らで、
下記は以前のホームページに載せていた一文(バックアップCDに残っていた)・・・・
ちょっと長くなりますが、
>>私達には夫婦必ず揃って、不定期に(ほぼ月に1~2度)集まって楽しむ会があります。
一人はバリバリの営業マン(松)、一人は高校の社会科教師(桐)、一人は中小企業の社長(坊主)、そして残る一人が不肖私(とりえも無い病弱で定年前のサラリーマン(桜)という構成。
男だけ紹介したが、実はこの会は妻たちがむしろ意気軒昂で主導権を握っている。
女4人はすこぶる仲が良い。松家と桐家は40歳前半、坊主家と桜家は間もなく60歳と、この年齢差が妙にして味がある。同年代とか更に若い夫婦が居たりするとこうは行くまいと思う。
そして、いずれも夫婦仲が良いのは言うまでもない。
松、桐、坊主、桜・・・・といえばお気づきと思うが、そう何を隠そう、この会は「花カルタを楽しむ会」であります。 世間では一般に「花札」といわれ、暗い下衆の遊びとのイメージもおありかと・・・・・
私たちは、これを日本文化の稀に見る逸品、高尚な遊びと銘打って、日々磨きをかけて育んでいるのであります。日本の四季、季節の移ろいと情緒をこれほど端的に遊びの世界に取り入れたものは他に例がありません。まるで平安の宮中のみやびな遊びを彷彿とさせられるではありませんか。そして簡潔にして完璧な挿絵、まるで和歌の世界そのものです。
つまらぬゴタクを並べるのはこのくらいにして、とにかくこの遊びを求心力にして、四家族(夫婦)は切っても切れない絆で結ばれているのであります(やや大げさですが)
これを口実に、季節ごとに、アヤメをめで、美味しい料理で花見をし、あるいは月見の宴会をしたり、温泉旅行や山小屋で遊んだり、という事なのです。そして一段落したら、やおら「ご開帳」となる。
もちろん遊びに徹しています。
私自身、最近やっとルールを習得して、未だ役が十分頭に入っていないのですが、強い。
ゲームは1ケ所(2人)でやり、これを 8人で入れ替わりながら進めます。家族対抗ですから、妻の番にはダンナが後ろでバックアップするが、いらぬアドバイスでうるさがられる事しきり。
妻が勝ち続けるとダンナにはいつまでたっても順番が回って来ないことも度々あります。
6人はあぶれて待機している訳ですが、そこは応援したり、別の話題に夢中になったり、飲み食いしたり、温泉では待ち時間に一風呂浴びたりと、一向に退屈はしない。
興が乗ってきて、四光(しこう)のリーチなどになると、8人全員がゲームを取り囲み、エキサイトして四光達成の瞬間には、歓声がご近所まで聞こえるということも・・・・・
「ゆうべ、お宅なにを楽しそうにしておられたの?」 「あのーそのー・・・・」 花札とは言いにくい。
技術が2割、運8割と言うところで、押しなべればどんぐりの背比べってこと。 たわいない。
「四交会」の名前の由来? 説明するまでもない。
2001年.12月 ottch記
年間優勝カップ、大統領付