娘婿が海外赴任となり、娘と子供たちは少し遅れて学期末の年末に立つ予定らしい。
9月に車検が切れることもあって、仕方なく車を手放してしまったものの、車生活に慣れた身にはどうにも不便でいけないと耳にする。それでセカンドカーとして最近買ったばかりの車(軽)を娘に送ってやった。
陸送はやたら高くつくし面倒なので渋っていたところ、娘の調査でフェリーでの無人車両運送が出来ることを知った。これは簡単、徳島のフェリーターミナルに預けると翌日朝、東京有明あたりのフェリー港に降ろしてくれるらしい。料金も通常のフェリー料金と同等であった。早速届いたと連絡があり「助かったよー、恩に着るからね」
安上がりでこちらも得したような気分にさせられたが、なんと言う親バカ・・孫にも甘いが娘にも甘いことよ。
早くから「ホワイトプラン」980円/月、に変えなければと思いながら、やっと変更したのである。利用頻度も少ないので、契約変更だけでよいと思っていたのに、つい新しい機種に目移りしてしまい機種変更もしてしまった。
携帯の料金体系は各社各様の複雑さが問題になっている。今回もかなり丁寧に説明してもらいながら、自分がこんなにバカだろうかと思うほどチンプンカンプンであった。経済観念には滅法強いかみさんも多分充分は理解していないに違いない。大雑把な把握では、月額利用料は大部分が機種代金の2年間割賦額であること、その代わり2年間は電話代がその割賦額相当分だけタダになる。そして2年後には割賦代がなくなる代わりに割引も消滅するので、結局ほぼ同等額の支払いが続く、と言うことらしい。
結局のところ月々980円は幻で、新機種代やメール機能その他もろもろで2千数百円/月となってしまった。かみさんは海外通話もOKで洒落たデザインを選び更に高くついてしまった。それでも従来よりは少し安上がりになったので納得した模様。実際は後日支払い明細が届いてみないと確かなことは分からない。
新機種になると今までなかった新たな機能も満載である。かみさんはTVコールという機能があるのに気がついて、早速横浜の娘にTV電話したところ、孫の顔が映って大喜びで何度もかけていた。今度は九州の息子にもTVコールでかけては孫をさかんにあやしていたところ、息子「TVコールは電話代が嵩むよ、そちらからかけてくれるのはいいけどね、9時過ぎているしね・・」そのあたりは詳しい。「えーっホント、知らなかった、じゃ切るわ」
今までもパソコンにカメラをつけてテレビ会話はしていた。これはタダだけど事前に連絡してからお互いパソコンの前に陣取ってと質面倒くさかった。その点携帯のTVコールは全く普通の電話感覚で出来るのがいい、ジジババの友になるに違いない。これからも多分頻繁に使うことになるのだろうね。
やっと暑さも峠を越して、凌げるようになった。
二階のテラスに出て、かみさんに頼まれていた洗濯物を干していると、いつもは桜の葉陰がブラインドとなって見えない河川敷広場で今日も賑やかにグラウンドゴルフに興じているのがよく見えた。
そういえば今年は桜の落ち葉がやけに多い。消毒をしているので毛虫のせいではないはず。青いままか少し黄色になった葉がひっきりなしに落ちて、毎日の掃除が欠かせない。例年ならまだ頭上を青々と覆っているはずが、木に残った葉は透け透けになってしまっている。葉を落として身を守っているのだろう。こんなことは今まで初めてのことで、これも今年の猛暑と水不足が原因に違いない。
以前に台風で葉を落とした桜が秋に狂い咲きする現象があったが、今年はひょっとしたら・・・
9.11から6年、おりしもテロ対策特措法の行方に国会が波乱含みとなっている。
果たして武力に任せた押さえ込みで中東が平定されるのか、何とかして平和的な道を模索して欲しいものだが・・・。
孫と過ごした夏のアルバムを作った。(左)
「でも そんなの関係ない、アッそんなの関係ない、そんなの関係ない!! はいオパッピー!」
夏休みに来ていた孫が、母ちゃんに何か怒られるとこれをやっていて、思わず噴出した。3歳の孫娘まで真似をしてやっているのを見ていると底抜けに楽しくて面白い。
その後私もチラッと一度テレビで見た。舞台の水着姿の男が、片手片足で大げさに地団駄を踏んで、最後にとぼけたポーズをする、はなはだ無責任ギャグながら確かにこっけいある。いま流行りらしいが・・・・。
考えてみると今の世の中、日銭を稼いではネットカフェなるところで時間を過ごす若者や中年までもが増えているという。そうでなくても新人類にとっては政治や社会情勢、年金問題などの騒ぎも「そんなの関係ねぇ・・」というわけで、あのギャグがピタリと嵌まったのかもしれない。
一昔前に植木等の「無責任男」が一世を風靡した時代があった。しかし戦後復興のあの時代の若者やサラリーマンは真面目でそれほど無責任ではなかったはず。一生懸命の中に悲哀があって共感を受けたのだと思う。
いま氾濫の時代をさ迷う若者達、今回の一発芸も流されて、すぐに消えていくのだろうね。
夏休み中に孫連れで近くの市営温水プールに何度か行った。かみさんも一度孫にせがまれて、どこかにしまってあった20年も昔の、グァムに行った時に一度きり着たビキニを探し出してきた。花柄でフリルなど付いた代物・・・娘からそれだけは止めてと言われて、娘の今風袖付きの水着を借りて行ったらしい(かなり無理して着た模様)。そしたら味をしめたのか、次の日に早速同じような水着を買ってきて、今では一人でせっせと通っている。
確か泳ぎはほとんど出来なかったはず・・・つまり水中ウォークが目的らしい。そういえばプールの一角が水中ウォーク用に仕切られていて中年の人が結構歩いていた。
健康風呂のサウナや水中ウォークよりも近くだし、サウナもシャワー設備もむしろ整っている、おまけにシルバー料金210円だからこの上ないと、こんなことならもっと早くから通っていればよかった・・・お父さんも一緒に行こうよ。