ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

レストランのテーブルの上の・・・

2006年02月07日 23時56分53秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
ニースに戻ってレストランで夕食をとりました。

「ニース風の~」があるレストランを探して歩いたけど、意外と旧市街周辺以外で見つけるのが難しかった・・・
でもやっと見つけました。
あんまり意固地になってホテルから遠くまで行くにはもう疲れていたので・・・
(ーー;)

で、食べたのは「鶏肉のプロヴァンス風煮込み」。
鶏肉の塊をトマト、バジル、オリーブなんかが入ったソースで煮込んだもの。
それにサラダとポテトフライ添え。
まずまずの味でしたよ!


写真撮ったんだけど、料理の方はピンボケしてしまった・・・

でもこの「シート」、見てください!
いかにも「南仏」ってさわやかな感じでしょう!?
持って帰ろうかな?と思ったけど、こうして撮っておきました。
テーブルの上にあるから雰囲気もいいでしょう?

マントンの旧市街でちょっと感激!

2006年02月07日 00時43分58秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
マントンのにぎやかな通りの端まで行くと、細い坂道がありました。
ここを登ると旧市街に入るのですが・・・

少し登っただけで雰囲気がガラリと変わる!!!
街の喧騒も全然聞こえないし、人通りも少なく、さらには古い南仏風の明るい色の家が並ぶ町並みへと大変身!

ほんとに「ほんの1分」ですよ!
階段を登るたびにどんどん時代もはるか昔に戻るかのような・・・
そんな言葉がまさによく合う旧市街への階段でした。

登り終えたところに小さな広場と教会がありました。
歴史物の映画にワンシーンに出てきそうな広場。
もししたらあっちからジャンヌ・ダルクやナポレオンが、とまではいかないけど、わらを担いだロバや騎士がひづめの音や足音をたてて来ても不思議でなかった、そんなシーンがよく似合うところでした。

そして見晴らしのいいところが・・・と思ったら海が見えた!
まだ明るかったので、日暮れ前の地中海をいい角度から心ゆくまで見れました。
この海岸線の先はイタリア。
そう、もうフランスの端のはしにいるんだけど、その風景はずっと穏やか。
もちろん国境線も見えないし、どこが国境かも分からない。

でも、この雰囲気の中にいると、変な話、そんなことどうでもよくなってました。
視界が海と小さな広場だけだったからほんとに昔のよう!
今は2006年なのに・・・
この不思議な空間、ほんとに「タイムスリップ」をしていた気分でした。

その広場に老夫婦が歩いてきました。
近くを通ったので「ボンソワ~」と挨拶すると、向こうも「ボンソワ~」と声をかけてくれました。
優しいですね。。。

こっちは旅人、しかもアジアの人間なのに。。。
ちょっと感激でした・・・

帰りの列車に間に合うために、後ろ髪を惹かれる思いで広場を後にしました。
でもこの坂道もすごく絵になる!
ほんのりとライトに灯された石畳の道の両側に並ぶ家、そしてその向こうにかすかに見える地中海。
この写真がそうなのですが、自分的には「マントンのベストアングルじゃないかな」と思ってます。

そのほかにもいろんなきれいな写真が撮れました。
マントンって思った以上に見所が多かったです。
でもそれ以上に印象的だったのは、想像以上にに「穏やか」だったんですね。
気候も街並みも、そして人柄も。
わずか1時間ちょっとの滞在だったのですが、本当に好きになりました。
次回はここにぜひ泊まってみたいです!