2020年11月1日小山コミュニティチャペル日曜礼拝 メッセージ『主の祈り⑤-御国が来ますように』
2020年11月1日礼拝メッセージ 要旨
■タイトル:『主の祈り⑤-神の御国が来ますように』
■聖書箇所:マタイ6:9~13
■中心聖句:マタイ6:10 御国が来ますように。みこころが天で行われるように、地でも行われますように。
・「御国が来ますように」とは、何を祈っているのでしょうか?
・御国=あなたの国、神の国、神の御支配、神が治められること。
・聖書が教える「神の国」についての教えを見てみましょう。
・天地創造において、地上での神の国(支配)は、始まりました。
・アダムとエバが神にそむき、この地は罪と悪魔の支配下に置かれてしまいました。
・神の子イエスが、人となり、この地に来られた。神の国がやって来た。(仕える姿で)【すでに】
・イエスの歩みのクライマックスは十字架!罪なき方が罪とされた。罪を負われた。罪の解決の道が開かれた。イエス様の十字架の勝利が示された。神の国(支配)の大原則が打ち立てられた。
・イエス様を信じるとき、神の御支配の中へ入れていただける。神の国の一員に。神の国が信じる者のところへ来た!
・現状は?それにもかかわらず、この地、この時代はかわらず、罪と悪魔が支配している。
・神の最終的なご計画は?いっさいの罪、悪、悪魔を滅ぼされる!
・これが、「神の国の完全な実現」!!
・これは【これから】
1.「神の国の完全な実現」、それはすばらしいものです!そのすばらしい御国が来ますように、と祈るのです!
・「新しい天と新しい地」(第二ペテロ3:18、黙示録21:1)
・黙示録21:3~4「神は人々とともに住み、人々は神の民となる。…神は彼らの目から涙をことごとくぬぐってくださる。もはや死はなく、悲しみも、叫び声も、苦しみもない。」 22:3「もはや、のろわれるものは何もない」
・聖書の統一性と言ってもよいか。「聖書は宇宙の創造で始まり、宇宙の再創造で終わっている」(ジョン・ストット)
2.「神の国の実現」、そのための確かな根拠があります!それは、イエス様の十字架のみわざです!
・コロサイ1:19~20 :19 なぜなら神は、ご自分の満ち満ちたものをすべて御子のうちに宿らせ、:20 その十字架の血によって平和をもたらし、御子によって、御子のために万物を和解させること、すなわち、地にあるものも天にあるものも、御子によって和解させることを良しとしてくださったからです。
・御子による万物との和解。十字架の血によって。
・罪のないイエス様が罪を負われた。身代わりとなった。
・(あ)罪は赦される。個人の救い。
・(い)罪の結果である万物がけがされてしまった状態は、新しくされることができる!万物の再創造の約束。
3.「神の国の実現」に向けて、神の子どもとされた者たちは、神様のパートナーとして働くことができるのです!
・神の国の働きは、本質的に、「神の御支配」。
・神の国=神の御支配
・ジョージ・ラッド「人間は神の国を待ち望み、その到来を祈り(マタ6:10)、それを求めることはできるが、神の国をもたらすことはできない。神の国は人間のうちに、また人間を通して働くが、完全に神の行為である。」
・神の国の働きは神のみわざ。神の子とされた者は、「御国が来ますように」と祈ることを通して、神のみわざのパートナーに加えていただいている!!
・この真理に立つとき、①神様への信頼が増し加えられるでしょう。②神様にゆだねる姿勢が中心になることでしょう。③整えられ、きよめられていくことを求めるようになるでしょう。(第二ペテロ3:11)
・神の国前進のパートナーとして歩めるとは何と素晴らしいことでしょう!!
・適用
「神のもとへ」救いをいただきましょう!
「神とともに」信仰の歩みを!
「神のために」神にお仕えする歩みを!
■宣言:天におられる私たちの父なる神様、あなたは御国の完全な実現に向けてみわざをなし続けておられます。イエス様の十字架に、確かな根拠があります。神の子どもである私たちは、あなたのみわざのパートナーとして、「御国が来ますように」と祈っていきます。