2020年11月15日礼拝メッセージ 要旨
■タイトル:『主の祈り⑦-日ごとの糧をお与えください』
■聖書箇所:マタイ6:9~13
■中心聖句:マタイ6:11 私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。
・早いもので、もう11月も半ばですね。
・秋も深まる今日この頃。
・秋と言えば、皆さんにとっては、何の秋でしょうか?
・読書の秋、運動の秋、食欲の秋の人もおられるでしょうね。
・今日は、「食」について、みことばから学びましょう。
・マタイ6:11 私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。
・この祈りを祈るように教えてくださった神様は、私たちに、何を伝えたいのでしょうか。
1.神様がおっしゃりたいこと、その一、それは「必要なものを、私に求めてごらん」ということです。
・「日ごとの糧」:「糧」=①「パン」(当時の食糧)、②食糧、さらに言い換えるなら、③「必要なもの」
・尾山師訳、「日ごとの糧を」=「必要なものを」
・神様は言っておられる。「あなたには必要があるでしょう。その必要なことを求めてごらんなさい」
・なんとありがたい、気前の良い内容だろうか!
・もちろん、主の祈りは、神様のことを求めることから始まる。御名、御国、みこころ、を求める!!
・でも、それらを祈り求める従順な神の子どもたちは次のスッテプに進むことができる!
・必要なものを祈り求めていきましょう!
・関連聖句 マタイ7:7 「求めなさい。そうすれば与えられます。」、ヨハネ15:7 「あなたがたがわたしにとどまり、わたしのことばがあなたがたにとどまっているなら、何でも欲しいものを求めなさい。そうすれば、それはかなえられます。」
2.神様がおっしゃりたいこと、その二、それは「あなたは私から糧を得て生きているのだ、あなたは生かされているのだ、それを忘れてはいけないぞ」ということです。
・食糧のため祈る、というのは現実離れしているように感じるかもしれない。
・しかし、すべての恵みは神様から来る、というのが、聖書が教える霊的現実なのです。
・食糧のため祈る? 明日の分の食糧は冷蔵庫にあるかもしれない。しかし、明日になってみなければそれがあなたの糧となるかどうかはわからない。
・命があるからこそ、その食糧をいのちの糧として食することができる。
・この祈りは、「人間は、神に糧を求め、そして、神から糧を得、そして生きている」、という霊的現実を教えている。
・あなたは、神によって生かされているのです。
・イエス様の話してくださった話を紹介しましょう。
・ルカ12:15~21
・ある人が収穫の時を迎えた。豊作だった。うれしい悲鳴。「作物をしまっておく場所がない」
・その人は考えた。「倉を新しくしよう。私の穀物や財産をすべてそこにしまっておこう。」
・さらには、「これから先何年分もいっぱい物がためられた。さあ休め。食べて、飲んで、楽しめ。そう自分に言うことにしよう」
・しかし、神の言葉。「愚か者。おまえのたましいは、今夜おまえから取り去られる。」
・私たちのいのちは神様の御手の中にあるのです。
・神との交わりの中で、神様に糧を求め、神様から糧をいただき、生きていく。これがうるわしく、正しい、神との関係!!
3.神様がおっしゃりたいこと、その三は、「最高の糧は、イエス・キリスト!この最高の糧、いのちのパンである救い主イエスを求め、信じなさい!頼り続けなさい!」
・ヨハネ6:35 イエスは言われた。「わたしがいのちのパンです。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者はどんなときにも、決して渇くことがありません。」
・イエス・キリストは、永遠のいのちを与える「いのちのパン」であられる!
・イエス・キリストを信じるのです!(糧として食するのです)
・信じ続けるのです!(食し続けるのです)
・あなたは、神とのすばらしい交わりの中を生きていくことができます!
■宣言:神様、私たちは、日ごとの必要をあなたに祈り求めます。そして、糧のために祈りながら思い出します。あなたによって生かされていることを。また、いのちのパンであるイエス様を求め、信じ、食し続けます。