2022年6月5日ペンテコステ記念礼拝メッセージ 要旨
■『ペンテコステ(聖霊降臨)を記念して』
■聖書箇所:使徒2:1~13
■中心聖句:第一コリント3:16 あなたがたは、自分が神の宮であり、神の御霊が自分のうちに住んでおられることを知らないのですか。
・最近のことですが、買い物をした後だったか、「エッ」と思うことが。
・ちょっと色が違う硬貨が!
・2021年11月使用されるようになった“新硬貨”でした!
・素材は3種、ニッケル黄銅、白銅及び銅。
・新たな偽造防止技術として、「バイカラー・クラッド(2色3層構造)」を取り入れている。
・大きさは旧硬貨と同じ。重量は0.1g重い7.1g。
・他にも、通常貨幣としては世界初という、「異形斜めギザ」を導入。この技術では、貨幣の側面に施されている斜めギザの一部(上下左右4か所)を他のギザと異なる形状にしている。
・さらに貨幣表面の約1ミリの幅の縁には「JAPAN」(上下2か所)と「500YEN」(左右2か所)の極小文字を加工するなどの偽造防止技術が導入されている。
・気づかなければ使ってしまったかもしれません。
・気づくこと、大切ですね!
◇聖書箇所をお読みください。
・不思議な出来事!
・何か、心躍るような出来事!
・しかし、現象に捕らわれすぎてはいけない!
・この出来事の目的は?
1.ペンテコステの時、聖霊なる神様は弟子たちに臨まれたが、それは、彼らをイエスの証人として立たせるためでした。【目的】
・聖霊は待ち望んでいた弟子たちに激しく望まれました。
・聞くことができるしるし、見ることができるしるしをともなって!
・その目的は、弟子たちがイエス様の証人となるためでした。
・使徒1:8 弟子たちがイエス様の証人として使命を果たしていくため。
・使徒2章、ペンテコステのペテロの説教が出て来る。その結論は?使徒2:38 イエスへの信仰!(「悔い改めて、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい)) イエスの証人として任務を果たしている!
・さらにペンテコステの出来事について、その性質を考える必要がある。
2.ペンテコステの聖霊の注ぎは、
①“イエス様の直接の弟子たち”への、独特なもの、ただ一度限りの歴史的出来事でした。
また、
②公同の教会への聖霊の注ぎです。弟子たちは、第一陣として聖霊を受けたのです。【性質】
【性質①】 “イエス様の直接の弟子たち”への、独特なもの、ただ一度限りの歴史的出来事。
・聖書の解釈より
・1:4 イエスによる弟子たちへの指示。エルサレムを離れないで…父の約束を待て。
→エルサレムで待たなければならないことになってしまう。
・1:5 「まもなく、聖霊によるバプテスマを授けられる」
→これから、だとしたら、時遅し、でしょう!
・聖書が約束していないにもかかわらず、「同じ(似た)体験」を求めて、結果的に本質を見失ってしまうことがある。
・もちろん、似た経験はある。(聖書で→使徒4:31、10:44。教会の歴史で→リバイバルの時に)
・とは言え、聖書が教える普遍的な標準、とは限らない。
【性質②】 弟子たちに聖霊が臨まれたことは、公同の教会への聖霊の注ぎであり、弟子たちは、第一陣として聖霊を受けたのです。
・信仰者たち(信じる者たちの群れ・公同の教会・見えない教会)に聖霊が臨んでくださった。
・疑問 歴史的出来事であるなら、現代の私たちとの関連が弱くなってしまうのではないか。
・解決 イエス様を信じる者は、公同の教会の一員である。ということはペンテコステで臨まれた同じ聖霊をいただいている!第一コリ3:16,6:19。
・第一コリント3:16 あなたがたは、自分が神の宮であり、神の御霊が自分のうちに住んでおられることを知らないのですか。
・みことばのチャレンジを受け止めましょう!神の御霊が住んでおられることを知らないのですか?
・新硬貨に気づいていない、という状態がありうる!聖霊に気づいていない!
・聖霊が住んでくださっていることを認めましょう!信仰により!見えずとも!
・神様に感謝しましょう!イエス様に感謝しましょう!聖霊を送って下さったことを!
・ペンテコステの記事を読むたびに、神様に感謝しましょう!同じ聖霊が、私たちのうちに住んでくださっている!
・勇気が出て来ますね!
・ちょっと変わった表現ですが、「有効期限」を考えておきましょう。
3.聖霊が臨まれたのは、来て、去って行く、という性質のものとしてではありません。聖霊は、神の民とともに、神の民のうちに、助け主として、いつまでもともにいてくださるのです!【有効期限】
・神の民とともにいてくださる
・イエス様の約束!
・ヨハネ14:16 その助け主がいつまでも、あなたがたともにいるようにしてくださいます。
・“祝祷”の祈りの箇所。
・第二コリ13:13 主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがたすべてともにありますように。
・聖霊との交わり、聖霊が与えてくれる交わり、両方の意味で。
・与えられていないから「ありますように」と祈るのではない!
・「与えられていますね。それが、ずっと、これからも、限りなく、ありますように!」という意味!
・キリストの恵み、神の愛がそうであるように!!
・聖霊は、とどまり、導き、励まし、きよめ、訓練し、実を結ばせ、力を与えてくださる。
・聖霊を悲しませてしまうことはある。だから、悲しませてはいけない。エペソ4:30
・聖霊を消してしまうこともある。だから、消してはいけません。第一テサロニケ5:19
・でも、聖霊は神の民を見捨てない!
・恐れつつ、感謝し、歓迎しましょう。
・聖霊は力と愛と慎みの霊!第二テモテ1:7 力と愛と慎みを与えてくださるお方。聖霊ご自身がそういう特質をお持ちということか。 ※慎み深い=心をひきしめて軽はずみな言動をしない。遠慮がちで控えめである。
・聖霊は慎み深い!力強いが、また同時に奥ゆかしい!
・聖霊は、こう思っておられるか。「気づかなくても支え、励ましてあげよう。とは言え、気づいてもらいたいものだ。きづいてくれるかなあ。」
・聖霊を認め、聖霊のお働きに、自分自身をゆだねていきましょう。
■宣言:神様、ペンテコステの時に、力ある聖霊様を豊かに注いでくださり感謝します。それは独特な歴史的出来事であり、また、“公同の教会”のための注ぎでもありました。私たちはその聖霊様をいただいています。恐れつつ、感謝をもって聖霊様を歓迎します。
付録
■観念:ペンテコステの時、聖霊は弟子たちに臨まれたが、それは、彼らをイエスの証人として立たせるためだった。これは唯一・独特な出来事であり、また、公同の教会の代表の意味もあった。イエスを信じる者は同じ聖霊をいただいていることを心に留め、それにふさわしく歩むべきである。
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