ペンタクラスタキーボードの五角形のかな文字・記号のボタンは、クラスタキーと名付けられており
各頂点方向へ押下してかなの行ラベルから各段の母音への派生の5音に割り振られます。
押し方としてはフリックみたいにすりすり引き延ばすんじゃなくて、単純にファミコンの十字キーみたいに押下方向に倒せばその方角の文字が押されるという事です。
でもねーそれが5方向となると話は別です。押下がなんか干渉しちゃうような、かっきり押し下がらないような・・・
東方仗助の「なるほど完璧な作戦っスねーッ 不可能だという点に目をつぶればよぉ~ 」
という匂いがぷんぷんしてきます。
でもまあ、あまり細かいことはキニシナイ!!
プレステのキーみたいに各方向セパレートにすることもできるし、スティック型にすればいけるかもしれないし
もしかしたら都合よく新テクノロジーが登場してズバッと解決!してくれるかもしれませんので
こちらとしてはまず、かな50音が行ごとにクラスタリングされて記憶負荷が5分の1になりますよー
っていうのが示せれば、手段は何だっていいのです。
よく
細部に神は宿る
っていいますが
お金持ちになりたければ演繹法をマスターせよ
っていう金言もあります。
仕立てドリブンではなくて、目的ドリブンで組み立てていきたいです。
ちなみにダ・ヴィンチの例のらせん状の回転翼のヘリコプターは
「エアリアルスクリュー(空気スクリュー)」
と名付けられており、1480年代後半(約530年くらい前)に実にライト兄弟よりも400年早くから鳥やトンボなどの生態を観察して飛翔の原理にたどり着いたといいます。
これは今でこそ航空工学の観点から見れば奇抜で現実性に乏しいアイデアだと言われてしまうかもしれませんが
宙に浮く原理として、空気には密度があり、その空気を圧縮し、かき分けることで上昇することができるという鋭い洞察があってこそ生まれたアイデアだったのです。
何がすごいって大きなスクリューで目に見えない空気の存在を利用するなんて当時の尺度からすると本当に天才しか生み出せない発想そのもの…えっ空気ってただの無じゃないのかよ、と。
古のギリシャの賢人は科学者なのか哲学者なのか境界のない活躍をしていたそうですが
レオナルド・ダ・ヴィンチはモナリザや最後の晩餐の芸術家としてももちろん有名ですが、絵画の技法以前に解剖学や医学にも通じており
建築や機械や兵器、コンサルタントや占星術師から都市開発からはたまた音楽家、舞台演出までこなしたというのですからまさにボーダーレスな活躍で本当に驚きです。
モナ・リザはルーブル美術館にありますがペンタクラスタキーボードを標榜するぴとてつとしましては
やっぱりイタリアにある
レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館(Metropolitan City of Milan)
に行ってみたいですよね~。
5角形のボタン1つからでも、いろいろ物語が広がっていきます。
令和の日本に住んでいますが、心はルネッサーンス♪
な、気分でやっていきたいです。