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話は長くなるのですがここ1年ちょいくらい懸案の記事が難産で奮闘しております。
「新語・造語・未知語の入力上の待遇」と題した一連のシリーズの、接頭辞接尾辞のところの記事がなかなか仕上がらずにまことに不甲斐ない思いであります。
言い訳は長くなってしまうのでやめにしてここでは現時点での喫緊の課題と基本コンセプトのどの辺を改定したいのかの青写真のほどをここに書き記し、
長らく脱線記事に寄り道していて忘れそうになってしまったミッションの再確認をここでしておこうかと思います。
まず眼前の課題は
[新語・造語・未知語の入力上の待遇⑤ 接頭辞接尾辞]
を焦らなくてもいいから着実に仕上げる事であります。
関連横道派生で、「活用形の拡張:接題目形…補助線」などの記事へ展開するなど一筋縄ではいかぬ様相ともなりましたが、
横に展開しようとも迷走模索に労を費やそうとも、自分の納得がいくまでがっぷり4つでこれに取り組むことであります。
しまいには草稿にも「がんばれ もう一回一から練り直せ」などのノートを書き入れる始末。イテテテ…これは痛い。
だけど気にせず自分のペースでやり遂げていきたいと思いますので読者の皆さんは気を長くして待っていてくださいね。
そしてそれが終わってからいよいよペンタクラスタキーボードの基本コンセプトを大幅に改定していきたいところなのですが、
この際種明かしだとかネタバレであるとかを気にしている場合ではないので忘れないうちに基本コンセプト改正のあらましを御開陳して自覚を促すとともに他人様の目にさらすことにより適度なプレッシャーを纏ってコトに臨んでいきたいと思いますのでどうかお付き合いのほどをよろしくお願いいたします。
それではサクサク進めていきましょう、概要は順を追って↓に列記していきたいと思います。
【新・ペンタクラスタキーボードの基本コンセプト改定の骨子】
・まずはタッチ液晶画面を少しワイドにして横縦比率16:10にリサイズしたパネル面とアルファベット/記号の配列図を一から製図する事
・それを足掛かりにしてパネル面のリサイズに合わせたキーボード盤面全体のワイド化と各クラスタボタンの座標再設定/配置をしてA3サイズの枠に収まるように再設計し直すこと
このとき記載情報の色分けと刻印凡例の説明スペースを原稿下部に記載したいのでその表示スペースのレイアウトも確保する事
・クラスタキー(ボタン)の配置対応文字をいくつか入れ替え/移動させて割り当てに変更を施す(下記に列挙)
①まず右サイドにあった『やゐゆゑよ』キーを移動、左サイドの『し<>()』のあったところへ上書きする
②左サイドにあった『ヴ“”;:』キーを移動、同じく左サイドの『を[]「」』のあったところへ上書きする
③先程の『し<>()』のあったところはとられたので移動、すぐ下の左サイドの元・『ヴ“”;:』のあったところへ上書きする
④先程の『を[]「」』のあったところはとられたので移動、右サイドに空いた元・『やゐゆゑよ』のあったところへ上書きする
以上の割り当て変更をおこなう
・そしてさらにキーボード盤面については大きな変更
盤面中央下部の(んっ)(スペースー)のキーは少し浮いたポジションにあったがこれをグッと下端までおろす
それで中央部に空きスペースが作り出せるので(カナかなキーとはがものキーの間に挟まれた地帯:親指操作の上限水準の高さの中央部)
このゾーンに新設の「粒シフト<>」キーと「キワシフト<>」キーの2キーを配置、各シフトキーは横に二極の斧の刃キーで設置する
粒シフト・際シフトの詳しい解説はここでは割愛するが、最下部の(んっ)(スペースー)の二連を中央に絞って逆に粒際シフトの並びは少し間をあけてⅤの字になるよう配置してちょうどワイド化したタッチ液晶の恩恵として中央下部に鎮座するようにする
・タッチ液晶面の画面解説では、標準搭載の英語アルファベット以外の第2外国語の入力の切り替えボタン(これをわらじボタンと名付ける)を配置し画面遷移とモード移行の挙動設定、
特にセキュアな(ログインなどの入力時)「英直接入力モード」と混線しないように厳密なモード使い分けをうまく定義する事
・タッチ液晶ではこのほかに現在入力中の文章を手元で見れるように逐次表示スペースを十分にとること、うまくレイアウトをあてていくこと
・コンセプトの核となる「ペンタクラスタキーボードの基本コンセプト☆(3)」カテゴリでは
1お知らせ予備エントリ
2メイン解説文
3補足予備エントリ
の3記事構成となっていたが
これを細分化し
1お知らせ予備エントリ
2でにをは別口入力の解説
3三属性変換、代表変換の解説
4タッチ液晶面、盤面機能キーの解説
5補足予備エントリ
の5記事構成に編成し直すこととする。古い記事は未分類カテゴリへ移動させておく。
なお
・2でにをは別口入力の解説 では令和レイアウト案で新設導入した助詞「て」のキー機能についての新たな解説や
ル型動詞の入力に使う[○R][×r]キーの解釈が当初の案から改善されて「ググれる」「ググられる」等の可能・尊敬・自発用法での使用に際しては
ワイルドカード解釈は提供せず、別口入力を混ぜずにべた字面で入力していくものと定める旨を念入りに説明する事
さらに
・3三属性変換、代表変換の解説 では属性ハの変換について、接辞モノだけにとどまらず通機的ニュアンスの言葉であったり対義要素がペアになった熟語から報連相/産官学/租庸調などのトリオ・カルテット熟語も属性ハで対応するということも説明し
あとは複数属性にまたがるワードについて、三属性変換キーをいくつか渡り歩く(押下遷移)ことによって目的のニュアンスのワードに候補が絞られていく挙動についての説明も用意しておかねばならない
さらには三属性変換はイ万:名詞を際立たせて酌む解釈(例:モチより)/ロ万:モダリティアスペクトの入らない生の一般動詞を酌む解釈(例:遅れちゃって)を優先するのに対して
通常変換ではモダリティ・アスペクトのニュアンスを帯びる解釈を優先する(例:送れちゃって)バイアスがかかっている、あるいは
文法機能語・機能的語彙の検出を重く見る解釈を優先する(例:怖いままだわ、から娶る)バイアスがかかっていることを説き通常変換の一貫した動作原理であることを重ねて言い含めていくこと
・・・
・・・
・・・
以上がコンセプト改正にともなう新規変更事項であります。
場合によっては説明文中に過去記事へのリンクをつけて関連事項を参照できるようにしておくか
あるいは、お知らせ予備エントリ or 補足予備エントリ にまとめリンクをつけて誘導しておくであるとか
必要によってこれまでの説明の流れを時系列にまとめた地ならし記事を事前に作っておきそこに現時点でのより要領を得たレイターコメントを適宜書き添えるのも良いかと思います。
なにぶんかなり大がかりな改定ですので、時間がかかりそうです。
読者の方にはお待たせしてしまいそうな見込みでありますのでそのほどどうぞご容赦願います。
このブログでは最低限の更新頻度を保つためにつなぎ記事や概観記事などを適宜投下しますので更新が気になる方は(たまにですけれど)チェックしていただけると嬉しいです。
最近ハマっている チャンネル:ゆる言語学ラジオ
↓オススメのやつはこれ
でも聞きながらしこしこ作成に勤しんでいきたいと思います。
(しかしマニアックな言語学トピックがこうして広く一般の視聴者の方に支持されているというのは新鮮な驚きですね、当ブログも便乗ではありますが大いに励みにさせてもらっています)
毎度毎度亀の歩みで申し訳ありませんが言語に対して全方位的にアンテナを張り巡らせて今後の執筆に役立てていきたいと思いますのでしばしお待ちのほどよろしくお願いします。
それではこの梅雨の時期でもジメジメを吹き飛ばすくらいのさわやかな気持ちで頑張っていきまっしょう!!
タイトルは宙づりですが気分はここだけピーターパンであります!!では!