今日のYahoo!ニューストップページで興味深い話題が採り上げられていました。
読字に困難「ディスレクシア」に読みやすい「UDフォント」広がる(テレ朝news) - goo ニュース
↑元はYahoo!へのリンクでしたが削除されてしまったためnews.goo.ne.jpの記事へとリンク差し替えました。(2023.6.24)
文字や文章を読んだり書いたりすることに困難がある「ディスレクシア」という障害を抱える人が少なからずいます。
「読みにくさ」は書体によって左右され、わずかな変化で劇的に改善されるケースがあるといいいます。
そこで考案されたのがUDフォント(ユニバーサルデザインフォント)です。
近年、「UDフォント」の考え方が教育機関・公共施設や広告媒体・企業プレゼンなどで相次いで導入され、徐々に一般に広がりつつあるそうです。
モリサワ開発担当・高田裕美さんが8年もの歳月をかけて開発した
「UDデジタル教科書体」は、そんなユニバーサルデザインのコンセプトをもつ、日本初の教科書体です。
「伝わるフォント」のデザインで社会貢献をする、文字資源という知のいとなみが身近な生活の中にも役立つんだ、ということを
あらためて再認識させてくれた現代的なトピックでした。
というわけでこれに関連してわがP突堤2ではペンタクラスタキーボードのTシャツとかグッズをSuzuriで発表できたらいいな…
と密かにリサーチしていたのですが当然フォントの事も気になっているところでした。
そしたらWindows10環境のときはPCに「MORISAWA BIZ+」で無償提供されているフォント「BIZ UDフォント」が入っている場合は
インストール不要で標準フォントとして無料で利用できて商用利用も可なのだそうですが
私のところはwindows11なので微妙にライセンスが違うかも…と
ちょっとモヤついてしまって。あーわからん!
でも最初から入っているっぽいですし11でも同様のライセンス形態なんじゃないの?とも思ったのですが
WindowsフォルダのFontフォルダに入っているUDデジタル教科書体のプロパティを確認してみたら
Font © Copyright 2019 Morisawa Inc.
とあるので下手なことできないなー なんかまずそうだからやめておこう…
ってことで保留していた案件だったんですよ。
なので今回のニュースを見てちょっと再Digってみようと試行錯誤してみたのですが答えは見つからず…
最終手段としてBingチャットに聞いてみました!
【質問文】
モリサワのUDフォントがWindows11でも商用利用できたらいいなぁ
【回答】
回答を生成しています…
モリサワのUDフォントは、商用利用に関して、以下のフォント製品によってその使用を許諾しています1。
MORISAWA PASSPORT(アカデミック版を除く)
MORISAWA Font Select Pack 1/3/5、PLUS
MORISAWA Font 基本7書体パック
TypeBank PASSPORT
TypeBank Select Pack 1/5、PLUS
商用利用する場合は、各々のエンドユーザライセンス契約と下記の内容を参照する必要があります1。
また、商用利用の許諾範囲等でご不明な点がある場合は、モリサワにお問い合わせください2。
以上の情報から、モリサワのUDフォントはWindows11でも無料で商用利用できるかどうかについては明確に回答できません。商用利用する場合は、各々のエンドユーザライセンス契約と下記の内容を参照する必要があります。1
ご参考までに、UDフォントシリーズは「より多くの人に読みやすいフォント」を目指して開発されており、第三者機関と共同で可読性に関する研究報告を実施し公開しています
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やっぱりWindows11ではどうもはっきりしないみたいですね。
今日のところは深追いはやめてあきらめることにします。
でもそれだとちょっと悔しいのでTシャツ作る作らないは別として
ペンタクラスタキーボードのキー配置図をUDフォントであててみたバージョンの画像を皆さんにお見せしたいと思います。
ちょうどキー項目の微妙な名称変更などもありますので補足も兼ねてのお披露目であります。
こんな感じです↓
(画像をクリックすると別タブが開いて拡大します)
【ペンタクラスタキーボード配置図 暫定案】
【微修正した項目】
・タッチ液晶部横の「液晶点灯」はやめて「リフレッシュ」にしてみました。
・Enterキー上に並んでいる「左Delete・Back Space・Delete」はあらためて「チャンク頭移動・Back Space・Delete」に変更いたしました。
左デリートっていう表現だと何か左側からデリートするのか?デリートキーと混同する…といった具合に誤解を受けかねないので
チャンクフォーカス時の飛び石レンジ選択のときに痒い所に手が届くように編集操作キーとして機能させていきたい
との意図するところであります。
UDフォントにしてみた感想は
「ちょっとこじんまりしてしまったけど確かに読みやすい」
であります。
ただCADソフトで文字置換してみたときに、座標というかピクセルというか、若干上のほうに文字が寄ってしまった感は否めないと思いました。
これは微妙ですが結構な違和感だと思いますのでユーザーの方も留意していてほしい変化だと思います。
あとこの画像はやっつけ仕事でちょこちょこ作った画像ですので
盤面下方の諸元というか凡例のメモ欄のところのフォントは手つかずで残してあります。
パッと見てみると字の印象でなんだか優しい感じにガラッとイメチェンしますねー。
まるでマンガの「大家さんと僕」みたいな素朴な絵面でちょっと私みたいな粗忽者が名乗るにはおこがましい感じで申し訳ない!
さて、ひと作業終わって引き続き
ペンタクラスタキーボード基本コンセプト解説
の練り直し作業に戻っていきたいと思います。
あらあら…なんと今調べてみたらNHKアニメ「大家さんと僕」(作:矢部太郎)がPrimeビデオで見放題対象になっているじゃーあーりませんか!
…シャワーでも浴びたら見てみよっと。
以上、近況報告とちょっとしたニュース感想でありました。
それでは皆さまご機嫌よろしゅう~♪