何十年ぶりかで経験した日本の夏、それも例年にない異常な暑さと熱帯夜。 やっと朝には少し肌寒さを感じるようになってきたと思うと、もう9月も半ばになっていた。もう大相撲秋場所も始まっている、今場所は3横綱3大関もそろっていて面白くなりそうだ。
ブログも2か月以上更新できないでいた。振り返ると4月24日にレイトンビルを出発して5月29日にカリフォルニアに帰る予定が、5月12日土曜日に受けた内視鏡検査で直腸にかなりのサイズの腫瘍が見つかり予定が大きく変わってしまった。
その後は、帰りの飛行機のキャンセルから入院の準備や退院後の夏を過ごす用意など忙しくして5月30日に岡山日赤病院に入院、6月1日に手術そして10日退院とあわただしい毎日であった。
今回は初めての全身麻酔の大手術と入院で今までにない経験をした。 摘出した部分が校門に近い直腸だったのでストーマをつけられた。 もう一度このストーマを取り外す手術がある。その間の抗癌剤の使用で暫くまよった。
大腸癌のステージ2とバイオプシーの結果が出たのだが、ステージ3に近いからキーモセラピーをしたほうがよいだろうとの医師の判断であった。 投薬は6っか月間続きその間はストーマの取外し手術はできないのでレイトンビルに帰ることはできない。
別の医師のセカンドオピニオンを聞いたりいろいろ考えた結果、最初はゼローダであったが、なぜかユーエフティ100mgとユーゼル錠25mg服薬をすることに決まった。
幸い心配されていた副作用は今のところ全くなく食欲も旺盛で今迄通りの日常生活である。
ここ何十年間、岡山に帰ってきても一か月程しか滞在しないので昔ながらの古い家でもさほど不便は感じなかったけれど今回長期滞在になるのでキッチンのリフォームをやっておいたほうが良いのではないかということになった。
古い座敷と玄関のリフォームは耐震と同時に片付いていたので、不便な台所の改造をやるのは今がチャンスであった。 狭いキッチンでもいざ改築となると一部屋根やトイの外部に床、壁、天井の内部と水道、電気ガス等思った以上に時間のかかる準備が必要であった。
システム・キッチンの選択もあっちやこっちのショールームに足を運びやっとタカラにきまった。 このまま予定通りにいけば10月の終わりまでには新しい台所で快適な料理作りが楽しめるようになるはずである。