令和５年８月２３日、水曜日 午後４時５１分 晴れ（雲あり）２８度C

先日２１日に８月にしては珍しく雨が降った。　かなりのお湿りで、毎日の畑の水やりから一日だけでも解放された。



原因は今は熱帯性低気圧となったトロピカル・ストームのヒラリーで、何十年ぶりかに南カリフォルニアに上陸したからである。



ここ数日少々涼しくなってしのぎ易くなったので助かったが、今週の後半になれば何時もの８月下旬の気温に戻る予報が出ている。



我が家の畑は順調で、夏野菜が沢山収穫できている。　最近の食卓にのる野菜は殆どが我が家の畑で取れたものなので新鮮でとても美味しい。



９月に入れば、この辺ではインディアン・サマーと言われて、まだまだ残暑が例年だと続くけれど、今年はどうなることやら。



Have a nice day

マドロン Madrone

私のアトリエは、マドロン・グローブの隣に建てた８ｘ１６フィートの小さな小屋で、母屋から２５ｍ程の処にある。　毎日仕事場に向かう路地は、マドロン・グローブと野菜畑の間を通っている。



レイトンビルの近郊では、マドロンはオークと同様ハードウッドなので薪として重宝されてかなり伐採され、今はもう余り見られなくなったマドロン・グローブ、我が家のは小さなグローブだけれど何とか切らないで現状を保っている。



マドロンの学名は、Arbutus menziesiiで、パシフィック・マドロン(Pacific Madrone)とこの辺りでは呼ばれている。　北米西部のコースタル・エリアで北はブリティッシュ・コロンビアから南はカリフォルニア中部あたりに自然に生えている。



常緑樹でつやのある明るいグリーンの葉っぱを持ち、独特なオレンジ色の皮の表面はサルスベリの木のようにスムースで、葉っぱも樹陽皮も夏の前に落ち葉になり皮は剥がれ落ちる。　



日本人のように秋の落ち葉に慣れていると始めは少々不思議な季節外れの感じを受ける。　乾季の夏に受ける強い太陽の熱を少しでも避けようとして枯葉で地面を覆っているように思えます。



普通マドロンは樹齢３００年ほどです。　高さは１０から２０ｍで、幹の太さは６０ｃｍくらいです。　条件が良いと３０ｍ程の大木に育ちます。　



小さなスズランの花に似た花を沢山付けます、それはオレンジ色の小さな実の房になります。　秋になるとこの実を食べに百匹以上のロビンが朝から集まって来ます。



この辺りに来るロビンは、別名ソングバードとも呼ばれ、ピーチクパーチクと早朝からうるさく鳴くので目が覚めてしまいます。

令和５年８月１６日、水曜日 午後１０時４８分 29℃

昨日、今日と珍しく熱帯夜ぽい感じで夜になっても大変暑かった。　北カリフォルニアのこの辺は、日中はものすごく暑くても湿気は低く、朝夕結構涼しく快適になるのが普通なのに、ここ数日はチョット日本の熱帯夜に似て夜になってもとても暑苦しかった。



マウイ島大火災の被害者達のことを思うと、ゆっくり寝る家が有るだけでも有難く感じる。
そういえば前回の自然災害のブログでは書かなかったが、トルコのどうなったのだろう？　大変な被害を出した大地震だが、現状は最近まったく報道されないのでどうなっているのか分からないが、簡単に復興できる規模ではなかったように見えた。



ネットに出回っていた北京近辺の洪水も半端なものではなかった。　復興にはハワイの災害よりももっと時間と費用がかかるように感じた。　他にも報道されてない地域的災害は世界中で数えきれないくらいあるだろう。


　
人間の生活は、時には自然との戦いが進歩を促して来たのかも知れないと思ったりした。

自然災害 Natural Disaster

激しさを増す自然災害は、世界各地で起こっています。　現在北米では、ハワイのマウイ島の大火災が毎日ニュースのトップで報じられています。　７０マイルの強風に煽られて大変な被害が出ました。　この前までは、バーモント州の洪水が報じられていました。　つい最近ではアメリカの南部や東部の広範囲で竜巻による被害がありました。　



我が家の近辺でも今年初めの大雪や大雨で洪水や雪崩など被害があったのですが、その後は夏の前からヒートウエーブで高温に長期間襲われています。　当然生活環境は快適ではありません。　日本でも大雨による洪水の被害や高温による犠牲者も出ているようですね。



アメリカのニュース番組では余り報道されていないのですが、ネットで見る限り北京の洪水の被害は大変なものでした。　１４０年来の大雨で沢山の車が川となった道路を濁流と共にすごい勢いで流されていた映像がアップロードされていました。



洪水は、ノルウェーやインドでも大きな被害を出しています。　北半球のみならず南半球でもアフリカの中部ウガンダやマラウイの辺りや南米のブラジルでも大きな洪水があったと報道されているようです。



地球の異常気候から発生している自然災害は、洪水のみならず大規模な山火事も報告されています。　カナダの森林の大火事でニューヨークやフィラデルフィアの街の空気が世界最悪になったのをはじめ、スペインやギリシャの山火事など世界各地で被害が相次いでいます。



気温の変化に対応するように地球が反応しているのでしょう。　温度の変化が大きくなるとその対応現象も大きく激しくなるのでしょう。　どこの災害も復興に時間と膨大な費用がかかりそうです、しかしこれが地球の動きで自然な流れなのでしょう、人類の文化と歴史ですね。

令和５年８月７日、月曜日 午後１時１７分 晴れ暑い 29℃

今日もかなり暑くなりそうです。　最近のレイトンビルの朝は空気が、チョット煙っぽく少し匂います、ヨセミテ国立公園や州北のオレゴンとの州境近辺で山火事があるので、ひょっとするとそのあたりから煙が風によって運ばれて来ているのかなと思ったりしている。



天気予報では暑いのは今日までで、明日から少し気温が下がるそうだ、まだ残暑が厳しいけれどピークは過ぎたのかもしれない。



いずれにせよ、この暑さで夏野菜は順調で小さな畑だけれど、二人には十分過ぎる収穫で、担当者は保存食作りに嬉しい悲鳴をあげています。



巷では、トランプ前大統領が２０２０年大統領選や２１年１月６日のアメリカ合衆国国会議事堂襲撃事件で検察から起訴された問題が話題になっている。



ジャック・スミス特別検察官は、これら事件をアメリカのデモクラシーを根底から覆す危険な陰謀行為とみなし、ワシントンの連邦地裁で裁くことになった。



今月後半に始まる裁判に関して、トランプ側の弁護団は司法省の陰謀でワシントンでは公平な裁判が出来ないとして審理場所や裁判長の変更を求めたり早くも激しい駆け引きが始まった。



検察側も裁判所に、トランプに対して保護命令と秘密保全命令を出すように求めた。　これからは、メディアやSNSで色々と話題になるだろう。



いずれにせよ多くの人は、トランプに対して良い悪いは別にして強い感情を持っているだろうから、陪審員の選択は非常に興味深いものになるだろう。



ひょっとするとニクソンの時のウォーターゲート事件や、クリントンの時のモニカ・ルインスキー事件に匹敵する裁判になるだろう。

令和５年７月３１日、月曜日 晴れ 21℃

今日で７月も終わり、ニュースでは今年の７月は記録的な高温であったそうだ。
世界中で暑さによる犠牲者も多数出ているようで、かなり深刻なようで心配です。
同時に地域によっては大きな洪水の被害も発生しているそうだ。



ポーラー偏西風と言われる北極の上空にできる偏西風が曲げられ、温度差から気圧の違いで高温の処や高湿の場所ができて定着すると異常気候になるそうだが、地球温暖化問題も絡めて自然の大きなうねりで人力ではどうしようもないのかもしれない。



北米の我が家のあたりは昨日から朝夕は例年並みに涼しくなってきた。　夏は暑く冬は寒いものだが温度が上下に極端に振れると住みづらくなって大変である。　一応畑の方は順調なので、毎日新鮮な野菜が楽しめるのが有難い。