画家のツブヤキ ０４４ コンテメンド１４ ConteMendo-14

四月の展覧会の日まで残りもあと一週間をきった。　久しぶりの地元での展覧会なので、出来るだけ多くの作品を展示しようと思っている。　展覧会の開催には、イヴェントの企画、プロモーション、会場設置など、芸術作品を作るのとは別の種類の知識や経験が必要で、ショーを成功させるにはアーティスト、ディレクターそれにプロデューサーの仕事を全部ちゃんとやらなければならない。

我が家のように売れていない画家は、額縁やマット作りも自分でやる。　ラジオや新聞用の宣伝文句も自分で考え、インタヴューにも応じなければならない。　その間に出品作品リストを作りタイトル・プレートの印刷と値段の設定で、最後のこれが一番難しく思う。

現実の市場感覚で材料コストや制作費用などから適正販売価格を割り出すのだが、制作時間の事を考えると絵画制作は利益の出ない徒労のようなものだ。　この時点でいつも割に合わない職業だと感じるのだけれど、何れにせよ値段を決めないと商品にならない。

先場所に一年で前頭筆頭まで一挙に番付を上げた遠藤が健闘したが、負けたときのインタヴューで、勝たないと意味が無いといっていたが、プロの画工としては、売れなければプロじゃないと同じだなと感じた。

で、前置きが長くなったけれど今回から“コンテメンド１４”と題して葉悦先生が、今回の展覧会に出展する作品の一部をブログ上で紹介しようと考えている。

日誌 １０８ あめ 雨 Rain

２０１４年春場所は大関鶴竜の初優勝で終わった。　真面目でこつこつ、感情は控えめな静かなタイプの横綱の誕生になりそうだ。　千秋楽の結びは、日馬富士の手が先につくのが見えたのであわや行事差し違えに見えたが、白鵬の体が浮いているということで同体の取り直しは妥当だったと思う。

豪栄道の１２勝も良くがんばった、大関昇進の３場所合計３３勝以上に近づいてきている。　大砂嵐も怪我にも負けず勝ち越したのは立派だった。　九重部屋の兄弟幕内力士がそろって勝ち越しをしたのも地元にはうれしいニュースだろう。　勝ち越しを逃した遠藤もよく健闘した取り組みで楽しませてくれた。

月曜日には来月の個展の為のポスターが出来たのでウィリツまで出かけた。　画廊のぺディストールのサイズや数を確認した後に手渡されたのだが、余りのひどさに言葉を失った。　無料でポスターを印刷してくれるので文句は言わないが、もう少し色の調整とか出来なかったのか残念である。　

アトリエに置いてあるコンピューターの無線コネクションが壊れてオンラインでの作業が出来なった。　予備のPCに取り替えてもだめだったが、シグナルが着ているようなので母屋のワイヤーレス・ルーターの電源を一度切ってみたら修復した。　

月曜日の夜から暫くぶりに雨が降り始めた、予報では今週いっぱい降り続くようだ。　展覧会の準備も最後の追い上げ段階で、後は必要なことをこなしていくだけだ。

画家のツブヤキ ０４３ メンバーズ・ショー Members Show 2014

２０１４年大相撲春場所もいよいよ終盤戦に入ってきた。　１０連勝の東西両横綱を綱取りの大関鶴竜が一敗で追う展開だ、今場所は幕内序盤戦から毎日の好取組みに熱戦が繰り広げられ大変盛り上がっている。　夏時間になったので午前２時までなのでリアルタイムで観戦するのも１５日間体調管理が必要だ。



来月４月の展覧会まで残りあとわずか、展示作品の最終仕上げの確認ならびにタイトルやサイズのリストアップと撮影やらで、毎日忙しくかかりっきりになっている。



３月はウィリツ・アート・センターのメンバーのグループ展の月だ。　１５日の土曜日は、センターの開いている時間、お昼の１２時から３時まで担当なのでウィリツまで出かけた。　２０分前に来て欲しいと言われたので時間に行ってみると誰もいなかった。



係りの人に電話をかけても留守番電話だけで連絡がつかない。　困っていると、ちょうど１２時頃に一人の女性があわてた様子で子供を連れてやって来た。　



少し遅くなったけれど今日は彼女の担当日だと言う。　二人いてもしょうがないので、お昼を食べて家に帰ることにした。　かなりいい加減な運営だが、みんなヴォランティアでやっているので、こんなものだろう。



今回の展覧内容はメンバー達の力作にもかかわらず、なんとなく新らしみのない作品、表現力の乏しいものと言うか何の為に制作したか分からないものもあった。　来月は面白さ満載の興味ある展示会にしたいと思っている。

日誌 １０７ 夏時間 Daylight Saving Time

最近は雨の日が続いているが、日曜日から又雨の日が続く予報なので、昨日はせっかく晴れてもう春のような素晴しいお天気だったので、家の回りで咲いている花の写真をとった。



今日からディライト・セーヴィング・タイムで夜寝る前に一時間時計の針を進める、日曜日の朝起きたときに時計を見ると正しい時刻になっている。



今夜から大相撲の春場所が始まった、序盤戦から打ち止めまで好試合ばかりで面白くなりそうだ。　先場所惜しくも三賞を逃した里山も幕尻で幕内に残ってチャンスが出来た。



今場所は九重部屋から先場所十両優勝した控えめな兄が先に入幕した弟を追って新入幕で、兄弟で幕内力士になった、千代丸と千代鳳の活躍も楽しみだ。



特に初日は綱とりがかかる鶴竜に人気抜群の前頭筆頭の遠藤が挑戦した話題の一番は、入場所ちょうど一年目の遠藤が攻め込んだが土俵際でうまく回りこんだ大関に敗れた。



善戦はしたのだが、「勝たなくては意味が無い」との遠藤の言葉は、明日の休場あけの横綱日馬富士との対戦が楽しみにしてくれる。

画家のツブヤキ ０４２ ポスター２ Poster-2

今までのドラウトが信じられないほど最近では毎日雨の日が続いている。　降ったりやんだりが続いているが、時には激しく降るときもある。　下の池もいっぱいになってコルバートからオーバーフローの水が流れ始めた。

４月の展覧会のポスターもやっと出来た。　係りの人が忙しく連絡がうまくいかなくて細かい日取りと時間が、なかなか決まらなくて思った以上に時間がかかってしまった。

簡単なプレスリリースを書いておいた。
YowYez aka James Hagami and his wife Sonoko are showing their latest art works at the Willits Center for the Arts from April 5 to 27. The Exhibit is titled “Contemporary Mendocino”.

It was 19 years ago in 1995 that they last exhibited their work locally at the Mendocino County Museum on Commercial Street, just east of the Willits Center for the Arts.

James creates the landscapes of his own universe in abstract form. He uses simple elements like circles, triangles, and squares in free formation. His art is like Jazz improvisation with structured colors in new dimension.

James studied art in Dayton, Ohio. Sonoko was educated in Tokyo. She uses her experiences to create her fantasy world with vivid colors and dynamic layouts. She makes powerful images that children love to experience.

Now almost two decades ago their exhibition at the County Museum was titled “Country Living”. Today the two artists reimagine their vision of rural life as “Contemporary Mendocino”.

The opening party is Saturday, April 5, from 7:00 to 9:00PM. Bring your friends; we are celebrating the 101 years of Marcel Duchamp’s “ready-mades”.