このブログを始めて409日、一年と44日がたった。 一日に地球の自転で移動する距離を除けば、太陽の回りを一回転以上にして約10億Km移動したことになる。 ミルキーウェイ・ギャラクシー自身の回転、ユニバース自体の拡張の値を推し量ることが出来るならば、我々は一年の間に大変な距離を旅したことに気づくはずだ。 それが一年と言う時間の感覚なのかもしれない。
去年の夏にはエックハート・トーレ(Eckhart Tolle)のザ・パワー・オブ・ナウ(The Power of Now)をちょうど読んだあとで、彼の説明を勝手に解釈して自分自身「サトリ」の境地に達したと思い込んでしまっていた時期があった、その時岡山で、近くのコンビニに仏像に関する本を見つけた。
「保存版」とあったので中を見ると結構値段のわりに写真が多く内容が良さそうだったので買ってしまった、ちょうど奈良でお寺を訪ねた後なので、仏像や宗教に関する芸術の事に関心があった。
昨年日本からレイトンビルに帰って来るとき、自費出版の詩集とエッセイ集を頂いた。 格別な内容とか文章はなかったけれど素朴でシンプルなことばで淡々と書かれていた、丁度作者の描く風景が言葉で写したスナップショットのようで分かりやすかった。 これなら自分でも文を書けるのではないかと思ったのが、このブログの始まりの一つだったような気もする。
ウェブログと呼ばれる言葉を作り出したのは、ジョン・バーガーで1997年11月17日の事だ、
1999年4月頃にそれを短くしてブログにしたのがピーター・マーホゥル、そしてそのスグ後エヴァン・ウィリアムスがブログを動詞と名詞の両方に使いブロガーと言う言葉を生み出したそうだ。 ほんの十数年前のことなのですが、サイバー・エージの十年一昔は変化のスピードも速く感じます。
The term "weblog" was coined by Jorn Barger on 17 December 1997. The short form, "blog," was coined by Peter Merholz, who jokingly broke the word weblog into the phrase we blog in the sidebar of his blog Peterme.com in April or May 1999. Shortly thereafter, Evan Williams at Pyra Labs used "blog" as both a noun and verb and devised the term "blogger" in connection with Pyra Labs' Bloggerproduct, leading to the popularization of the terms.
ブログが偉大な処は、普通の人でもサイバー・コミュニィティで発信源とツーウェイ・コミュニケーションの手段を持てる事ではないかと思う。 モニターに映る画面は、BBCの特ダネページやホワイトハウスからのメッセージのページと同じ一ページであって使い方によっては、非常にパワフルなツールなのだ。 ヴァーチュアル・ソサエティの窓口としてブログは他のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)と同様に貴重な役目をはたしている。
あるブログに<性格は顔に、生活は体に出る>とあった。 意外と的を射ている感じがする。気がつかないうちに毎日の積み重ねで創り上げられる顔と体、変化はゆっくりかもしれないが、確実に皆平等に一日24時間流れていく。
そして<作品には、全てが出る>と言うのが持論であるが、ブログだって立派な電子芸術作品であることは間違いないだろう。 いろいろな要素が自然とブログに反映される、ブログを創る人の人柄が出て来る、そしてその積み重ねが表現されるわけだから芸術作品と同じだと思う。
今、最初に書いた「ブログ発足」を読み返すと恥ずかしくなってしまうほど何を書きたかったのか分からない、ほんの一年前である。 これから軌道修正をしなければならない時なのかもしれない。
先週のストームの時、北にある海抜1,373mのアイアン・ピークに雪が降ったようだ。
Iron Peak is a mountain summit in Mendocino County in the state of California (CA). Iron Peak climbs to 4,505 feet (1,373.12 meters) above sea level. Iron Peak is located at latitude - longitude coordinates of N 39.808487 and W -123.481408.