しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

朝が来る

2012-02-11 20:52:28 | 日記
久々に一日予定がない日だったので、
家でぼんやりする。
学校へ行けばやることはいくらでもあるんだけど・・・・。
もう、これ以上伸びたらパチンと切れそうなゴムみたいに、パンパンな気持ち。
今日、仕事するのは心に良くない・・・。

元気の出ない日だから、
外に出ていく気にも全然なれず。
観たい展覧会も明日までのがあるのになあ。
そういうときは、その時にしたいと思うことを心のままにやるのがいい。
今日はそういう風に自分を許して、風の向くまま、気のむくまま。

ネットをうろちょろしたり、読みかけの本を読んだり、
コーヒーとチョコでおやつしたり。
you tubeで、昔好きだったUKロックのLUSHの曲を見つける。
(1個前のブログにアップしてます。)
「When I die」や「Light from a Dead Star」とか大好きだった。
とにかくテーマも歌詞も極端に暗いんだけど、
若い時ってこういうの好きだよね、なぜか。
でもLUSHは暗いテーマでも「どーでもいいの、ほんとは!」的なところもあって、
深刻になりすぎないのも好きだった。(しかし、LUSHのドラマーは後に自殺している。)
フワフワ、ユラユラと地上から数センチ浮かぶ心。そういうのが好きだった。
懐かしく曲を聴いてると、
無駄以外のなにものでもない時間なんだけど、
不思議とちょっと元気が戻ってきた。
人間って、不思議ー。

美術は短大でちょろっとやっただけだから、絵の勉強をもっとするために、
以前、幼児教室と公立中学非常勤の仕事をしながら夜間に通っていた
築地の「パレットクラブ」をツイッターでフォローする。
課題はなんとかこなしていたけど、ちょっと中途半端なまま通学期間を終えてしまった。
実はここに通っていたとき、私の課題をみてくださった先生から、
あなたに向いてそうだから、と絵本の仕事をいただきかけたことがあった。
そのときの課題は「防災についてのイラストレーション」だった気がする。
おしゃれできれいなイラストが並ぶ中、
私は泥臭くも、年老いた女性を背負って歩く少女を描いた。
それをみて、そのときの講師の方が声をかけてくださったのだった。

でも幼児教室の講師と公立学校の非常勤の仕事の合間にそれをやる自信がなくて、
いや本当の理由は、自分の実力に全く自信が持てなくて、丁重にお断りした。
周囲は、絵のうまい人だらけだったし。
今でも後悔してるけど、今思っても、無理は確かに無理だった。
やっぱり実力はなかったと思う。

でも、絵本を描くこと、お話を紡ぐことは幼い頃からの自分の夢だったはずだった。
なんで現実をとって、むざむざ夢を捨てるのか。
それからフラフラといろんなことをしている。
どこに向かうのかも自分でわからず。

あれからもうずいぶん時間がたった。
「パレットクラブ」で、15期生の募集が出ている。
ほんとはもう一度、チャレンジしたい。
けどやっぱり常勤の教員やりながらはかなり厳しいだろう。
ここの課題はハンパない。
死ぬ思いで課題をこなしていた。

いろんな理由をつけて、また諦めようとしている自分がいて、
でもやっぱり・・・と諦めきれない自分もいる。
時々ものすごく鬱々となるのは、自分がそうやって中途半端に生きているからじゃないかと思う。
教えることは楽しいし、生徒も可愛いけど、
正直、心のどこかで何か物足りない、寂しいと思う。

もう一度、チャレンジするか、否か。
いい仕事だけど、ずっと教員をやりたいとは思わない。夢は叶わないままだ。
だったらもう一度、踏み出すべきなんだろう。
何より、こういう自分の中途半端さ加減と、さよならしたい。
ただもう、恐ろしく忙しくはなるだろう。
でも寿命なんて少しくらい短くなっても、いっこうに構わないとも思う。

私には守るものもない、たった一度の貴重な人生だもんね。

今日は夜明け前から起きていた。
夜明け前は一番暗く冷たく静か。
こたつから出ている身体がじんと冷えた。

心の深いところで膝を抱えてうずくまっている幼い自分が見える気がする。
このままでいいはずもないと、大人になってる私は思う。
思いを抱えても暗く出口が見えない幼い私を、
なんとかできるのはやっぱりただ私一人だ。

今、夜明け前の心だと、自分のことをもうちょっと信じたい。



















Lush-Light from a Dead Star

2012-02-11 14:15:14 | 日記
久しぶりにまる1日あいたので、
you tubeをうろうろしてたら、
懐かしのLUSHの曲発見。
学生時代のお気に入り。もう古い曲だけど、今聴いても、やっぱりいい。

力の抜けたボーカルと浮遊してる音。
いやあ、you tubeって、タイムカプセルみたい。

Lush-Light from a Dead Star