しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

世界と私をつなぐ糸

2012-02-10 22:24:00 | 日記
気持ちのバランスって、整うときと整わないときがある。
いつもおんなじ調子でいられる人はすごい。
私は日によって調子が全然違う。
昔に比べれば、これでもかなり安定したけども。

前の日に夜眠れなかったり、寒すぎて体が冷えたり、
仕事のことで頭を抱えていたりすると、
ちょっとしたことでいっぱいいっぱいになってしまう。
今日は、ちょっとそういう意味で調子が良くないらしかった。

放課後、来年度のクラス分け編成会議の第1回目があった。

クラス分けは、もちろん先生たちの好みで生徒をとるわけではなく、
(生徒は、先生が気に入った子を自分のクラスにとると本気で思っているらしい・・・。)
リーダー性、反社会性、非社会性など、
特異な性格属性がある子をまず各クラスに平等に振り分けて、
後は、学業成績や体力面などで各クラスに差があまり出ないように調整する。
その後、人間関係でくっつけてはまずい、もしくはその逆の生徒を、
先生たちで話し合いながら移動させ、新クラスを作っていく。
これには、2ヶ月ほどの時間がかかる。
特に最後の人間関係調整に、膨大な時間がかかる。
今からやってギリギリ。

今日は、上3つに代表される特異な性格属性のある生徒をピックアップする作業。
各クラスの先生たちが名簿にチェックを入れる。
私は自分のクラスには、非社会性属性のある子は複数いるけど、
反社会性属性のある子はあんまりいないと思ってる。
反抗期まっさかりではあるけど、それは成長に必要なこと。
性格属性の中に反社会性があるとはとても思えなかった。
子どもたちが何か反抗してきた時は、
自分の言い方や問い自体に何か問題があったのかも、と思う。

ところが、同じ所属学年の先生たちから、
ある女子の名前が反社会性属性がある、と挙がる。
私には全くそうは感じられない。
先生方がそういった理由は、
「口の聞き方がすごく悪い。」「とにかく生意気だ。」等々。
先生たちにすこぶる評判が悪かったようだった。
たしかに憎まれ口は叩くけど、私はその子の心の底に流れているだろうものに悪意を感じない。
ただ単に、口が悪いだけ。行事なんかでは頑張っている姿をみている。
必死で、その子のいいところをアピールして反論したけれど、
その子に関わっている複数の先生から同様の意見をきいたから、
チェックを入れないわけにいかなくなった。
私以外の先生たちの意見で、反社会性属性Bランクがつけられた。
こんなレッテル、貼りたくなんかなかった。

自信を持って、
誰々の性格属性は~だ、なんて私は言えない。
子どもと接していて、その子の存在自体の表面をなでるようにしか関われていないのかもしれない。

なんか、自信がなくなっちゃった・・・・。

今日もみんな帰りが早い。
今日は一人で仕事したかった。
誰もいない職員室で、ひたすら制作記録にコメントを入れた。
今日は4クラス160人分。
私は、関わっているつもりで、関われていないのかなあ。
見えないクモの糸が目の前をフラフラと揺れる。
実はとっくに途切れているのかしら。

帰りのソイラテ休憩で、
隣のソファーでイヤホンで音楽を聴きながら英語の本を読んでいる人がいる。
優雅だなあ。私、何でこんなに悩まなきゃいけないんだろう・・・。

ここはぱあーっと超怖い映画とかレイトショーで観たい!って思ったけど、
特に何もやってなくて、すごすご帰る。なんで怖い映画なんだか。
それとも私のストレスって、恐怖で癒えるたちのものなのかしら・・?

心から震えて、全部忘れたいだけだ。

なんか世界から置いてけぼりをくったみたいに寂しいんだけど、なんでだろう?





































最新の画像もっと見る

コメントを投稿