しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

自然と幻想 癒しの旅 その3

2013-08-17 14:00:48 | 日記
三日目。玉造温泉だけが予定。
これほどアクティブでない旅も、ある意味豪華だと思う・・・。

松江駅からバスで30分。暑い日だったので、昼間温泉郷を歩く人も少なかった。
玉造湯神社という、ものすごく古い神社へ行く。パワースポットだそうだ。
ここは本当にお社が古く美しく、神々しく、寒気がするくらいだった。
本当に寒気がした。あそこには良いかそうでないかわからないけど、
ものすごくパワーのある何かが確実にいる・・・・。

100円でお抹茶が飲める、地元の人が営む休憩所があり、
そこで煎茶とお漬け物までいただく。
その後、昭和で時が止まったようなお店でおそばを食べる。
メニューがやたら多い。大丈夫かなここ、と思ったけど、
ものすごく美味しい割子そばが出てきて、母が大喜びだった。
玉造温泉は約30年ぶりだった。幼い頃に記憶ではもっと華やいでいた気がしたけど、
ちょっと寂しかった。いろいろな意味で。
私の記憶が美化されていたのか、どうなのか。
しかし自然を満喫したい人や、ゆっくりと心を休ませたい人にはもってこいなのが玉造温泉だ。

とにかく自然と超常的な『何者かの力』を感じるのが「島根」(松江と出雲しか行ってないけど)だった。
一生懸命仕事をするのもすごく大切だけど、
夢を見る力がなくなってきているなと感じる今日この頃、
想像力を刺激する旅にとても心癒された。元々、ひどく夢想家だった自分を思い出した。


ちなみに旅から帰って佐野さん憑いてしまい(?)、
佐野さんの出演しているものをみてしまった。
この人の演技は、想像力を刺激する。大好きだ。
演技は怪しいというか相当妖しいけど、素は明るく謙虚な方のよう。

「インスマスを覆う影」と「乱歩」の一部分ををみる。
艶っぽい、という言葉は、男性なら佐野さんにこそ使いたい。
幻想的で、夢を見せてくれる稀有な俳優さんだと思う。


あと、松江から帰る際に電車内で読もうと「一個人」という雑誌の
古事記・日本書紀特集を購入。
これがまた豪華版で面白かった。
神話から歴史へ。神話の裏に隠されている事実。
幻想的であるけど、人間的でもある。


日本の魅力と、幻想への自分の渇望とに気付いた旅だった。
夢想家の自分を久しぶりに引っ張りだしてきたので、しばらくはぼんやりしてるかもしれない。
学生時代にハマっていた幻想文学をまた読もうかな。

もうすぐ仕事始まるけど!
夢想家の自分と、適度に仕事する自分を半々くらいで同居させることが、
もしかしたら心の状態としては一番いいのかもしれないなと思う。
うまく生きるのって、難しい(笑)。














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