二日目。一畑電車でしんじ湖温泉駅から一路、出雲大社前まで。
約1時間、田園と宍道湖のほとりを走る、のんびりとした電車。
途中の川跡駅で乗り換えるのだけど、ここから人が一気に増えた。
300円で自転車ものせてよい電車なので(!)、自転車も車内に・・・。
JRに乗ってきた人と合流したらしかった。旅館の仲居さんが、
「今年1年は出雲のおかげで予約がいっぱいです。」とおっしゃっていた。
島根の地の人は、今年はあまりに出雲大社が混んでいるので行かないらしい。
出雲大社はつい最近(というか1週間前)に友達と行ったばかりだけど、
そのときは早朝だったせいか、ほんとに人がいなかった。
しかし今回は昼前だったこともありものすごい人!
更に旅番組の収録もやっていて、モデルさんらしき美しい女性にテレビカメラが。
手にことりっぷを持った若者もたくさん。
母はコーヒーとぜんざい、私は抹茶かき氷で休憩してから出雲大社詣でへ。
木々の地肌が苔むしていて、どことなく神々しい。
日御碕や他の近場にも行けば良かったのかもしれないけど、とにかくもう暑かったし、
それに旅行に行く前、日御碕は夜を司る神様が祭られているという話がちょっと怖かったので、
足が向かなかった。そういう場所には自分は行かない方がいい気がして・・・・。
こちらの神様の伝説は本気っぽい(?)。
昔から私はそういう場所に行くと熱を出したり、変な夢を見たりする。
なんか連れて帰ってきたのかなーと毎回行ったことを後悔するのだ。
マイナスのエネルギーには、過敏に反応する(笑)。
そういう、「人の力が及ばない」ところというのは、でもとても魅力はある。
都会にずっといると、人間は傲慢になるのかもしれないからなあ。
また一畑電車に乗って松江に帰ってきた。帰りに神社の中を電車が通る現場をみた。
私、神社って、怖いけど大好き。澄んだ空気、人を寄せ付けない場所。
鳥居が入ったデザインのステンドシリーズを作っているくらいだ。
早く帰ってきたので、宍道湖周遊船「はくちょう号」に乗ることにした。
本当は最終便でサンセットクルーズが良かったけど、
そうすると個室に準備してくださっている夕ご飯の時間に間に合わないので、1つ前のクルーズに。
いかにも「船長」という、恰幅の良い、髭のおじさんが迎えてくださった。
淹れたての美味しいコーヒーを船内で飲みながらのクルージング。
宍道湖は湖だけども、意外にも波が高い。かなり揺れる。
嫁ケ島の哀しい伝説や、橋をかける際の「人柱」の話。
土着、という言葉が頭をよぎった。哀しいことも残酷なこともたくさんあったらしい。
文化がどこも似た色に塗り込められて行くような気がしているけど、
こんな時代にあって、その地にしかない伝説や風物などを大事にしている地は魅力的だ。
日本の文化の足下を見失わないように大事にしてほしいし、大事にしたい。
インターネットなどで世界が一つになっていこうとすればするほど、
その地域のアイデンティティーを見いだして行かないと、
どこもかしこも便利にはなっても魅力は削がれていく。
日本はまだまだ面白い「個性的な地」がたくさん残っているけど、
松江は『見せ方』がうまいと思う。
わが故郷、岡山もその心を学ばないとただの交通中継地点に成り下がってしまうぞ!
佐野史郎さんが小泉八雲さんの怪談をテーマにして朗読会などを年に1回、
松江で行っているということも聴いたので、ぜひ行ってみたい。
日が落ちて行く様子を船の中から見たのに、まだ夕日が見たいと思ったので、
レイクラインの最終便に乗ることにする。
最終便だけ、夕日がよく見える、ちょっと遠くまで走ってくれるのだ。
青とオレンジ色とその間の形容しがたい色を織り込みながら日が暮れて行った。
夕日にはいろんな表情がある。
今回の旅はなんて贅沢なんだろう。
夕飯は魚類中心の大変豪華なものだった。申し訳ない(笑)。
今回は、実家から2時間ちょっとの場所なのに旅費をかなりかけたけど、
こうなってくるともうプライスレスだ。
約1時間、田園と宍道湖のほとりを走る、のんびりとした電車。
途中の川跡駅で乗り換えるのだけど、ここから人が一気に増えた。
300円で自転車ものせてよい電車なので(!)、自転車も車内に・・・。
JRに乗ってきた人と合流したらしかった。旅館の仲居さんが、
「今年1年は出雲のおかげで予約がいっぱいです。」とおっしゃっていた。
島根の地の人は、今年はあまりに出雲大社が混んでいるので行かないらしい。
出雲大社はつい最近(というか1週間前)に友達と行ったばかりだけど、
そのときは早朝だったせいか、ほんとに人がいなかった。
しかし今回は昼前だったこともありものすごい人!
更に旅番組の収録もやっていて、モデルさんらしき美しい女性にテレビカメラが。
手にことりっぷを持った若者もたくさん。
母はコーヒーとぜんざい、私は抹茶かき氷で休憩してから出雲大社詣でへ。
木々の地肌が苔むしていて、どことなく神々しい。
日御碕や他の近場にも行けば良かったのかもしれないけど、とにかくもう暑かったし、
それに旅行に行く前、日御碕は夜を司る神様が祭られているという話がちょっと怖かったので、
足が向かなかった。そういう場所には自分は行かない方がいい気がして・・・・。
こちらの神様の伝説は本気っぽい(?)。
昔から私はそういう場所に行くと熱を出したり、変な夢を見たりする。
なんか連れて帰ってきたのかなーと毎回行ったことを後悔するのだ。
マイナスのエネルギーには、過敏に反応する(笑)。
そういう、「人の力が及ばない」ところというのは、でもとても魅力はある。
都会にずっといると、人間は傲慢になるのかもしれないからなあ。
また一畑電車に乗って松江に帰ってきた。帰りに神社の中を電車が通る現場をみた。
私、神社って、怖いけど大好き。澄んだ空気、人を寄せ付けない場所。
鳥居が入ったデザインのステンドシリーズを作っているくらいだ。
早く帰ってきたので、宍道湖周遊船「はくちょう号」に乗ることにした。
本当は最終便でサンセットクルーズが良かったけど、
そうすると個室に準備してくださっている夕ご飯の時間に間に合わないので、1つ前のクルーズに。
いかにも「船長」という、恰幅の良い、髭のおじさんが迎えてくださった。
淹れたての美味しいコーヒーを船内で飲みながらのクルージング。
宍道湖は湖だけども、意外にも波が高い。かなり揺れる。
嫁ケ島の哀しい伝説や、橋をかける際の「人柱」の話。
土着、という言葉が頭をよぎった。哀しいことも残酷なこともたくさんあったらしい。
文化がどこも似た色に塗り込められて行くような気がしているけど、
こんな時代にあって、その地にしかない伝説や風物などを大事にしている地は魅力的だ。
日本の文化の足下を見失わないように大事にしてほしいし、大事にしたい。
インターネットなどで世界が一つになっていこうとすればするほど、
その地域のアイデンティティーを見いだして行かないと、
どこもかしこも便利にはなっても魅力は削がれていく。
日本はまだまだ面白い「個性的な地」がたくさん残っているけど、
松江は『見せ方』がうまいと思う。
わが故郷、岡山もその心を学ばないとただの交通中継地点に成り下がってしまうぞ!
佐野史郎さんが小泉八雲さんの怪談をテーマにして朗読会などを年に1回、
松江で行っているということも聴いたので、ぜひ行ってみたい。
日が落ちて行く様子を船の中から見たのに、まだ夕日が見たいと思ったので、
レイクラインの最終便に乗ることにする。
最終便だけ、夕日がよく見える、ちょっと遠くまで走ってくれるのだ。
青とオレンジ色とその間の形容しがたい色を織り込みながら日が暮れて行った。
夕日にはいろんな表情がある。
今回の旅はなんて贅沢なんだろう。
夕飯は魚類中心の大変豪華なものだった。申し訳ない(笑)。
今回は、実家から2時間ちょっとの場所なのに旅費をかなりかけたけど、
こうなってくるともうプライスレスだ。
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