しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

耳からしあわせ

2013-09-21 22:15:07 | 日記
前期末ということもあり、補習などを放課後にやっていると、
かなり長い時間、生徒と共に過ごすことになる。
しかし、それが最近は苦痛になっている。
子どもと一緒にいるのが嫌なのではなくて・・・。

『声』が原因だったりする。子どもたちは常に大きな声を出している。
(授業中、当てられたときの声は小さいのに!)
最近、あれがものすごく苦痛なのだ・・・。
耳をやられてしまって以来、耳の神経が多少おかしくなっているらしく、
低音部は聞こえにくくなったりするわ、
小さな音がやたら響いて聞こえたりするわ。
子どもたちの大きな声に常にさらされているのが、辛い。
なので、ここ3日間ずっと1年生の補習を放課後にやっていたのだけど、
生徒の最終下校時刻にはなんだかヘトヘトで、
やっと家に帰り着いたらもう何もする気力も残っていない。
身体が疲れているというより、むしろ気持ちがぺしゃんこになっている感じ。


そういうとき、夜見る夢はやたらとリアルなものが多くて、
なんとなく気持ちがわさわさしている。



こうなったら音に敏感になっているのを利用(?)して、
好きな音で気持ちを少しでも安らかにしたい。
最近ずっと気になって頭の中を回っていた曲があった。
バレエのバーレッスンで使うピアノ曲。
でも曲名がわからず、探すこともできない。
短調の、リズムはくっきりしてるけど全体の印象はとても静かな曲だ。
バスの最終が早いから、なんとか乗れるようにいつも帰りを急いでしまうし、
個人的に先生に話しかける度胸もないけど、
気になる曲名くらい勇気を出して聞いておけば良かった・・・。



ネットで「バレエの練習曲」で検索したら出てきたのが、
バレエレッスンのピアノ曲集「Ballet Class Music avec une Etoile」。
近くのお店で見つけたのだけど、中身を聞くことはもちろんできないから、
お気に入りの曲が入っているのかいないのかわからないけど購入してみた。

聞いてみると、私がいいなと思っている曲は入っていなかったけど、
なかなか素敵な曲がたくさん収録されていた。
一つ一つの動きが練習しやすいような曲構成になっていて、
普通の曲として聞くと、ちょっとわざとらしいかな?というのもあるけど、
動きを想定しながら聞いているととても心地よい曲ばかり。
疲れている心には、とてもしみ込む。
というか、バレエの曲だけあって、心躍る感じ。



あと、夜明け前の静けさもいい。
夜早く寝て(というか起きていたくても寝てしまう・・・。)、
夜明け前に起きる。まだ外は濃紺と黒の間の色で、
風の音と、遠くを走る車の音くらい。



前期末、まずは成績処理、そしてクラス所見とやることが目白押し。
昼間の生活の中での音は、暴力的で遠慮なく耳に飛び込んでくる。

夜や夜明け前くらいは、自分の感覚を大事に過ごしたい。

















最新の画像もっと見る

コメントを投稿