2012年8月12日(日)、関東地方に居住している孫たち(二女の3兄弟妹)が、昨日の夕方東北新幹線で一関駅に着きました。今日は孫たちが望んだ奥州市衣川区の「東北ニュージーランド村」(衣川区日向59)に行ったのですが、6~7年ぶりぐらいの訪問でした。その後、あまり気が進まないようでしたが、2011(平成23)年6月にユネスコの世界遺産に登録された「平泉」に寄ってきました。
中尊寺の月見坂登り口付近にある平泉町営駐車場が「満車」で入れなかったので、裏側の車道を登って、金色堂に近い駐車場に駐めました。この傍に大池跡という史跡があり、中尊寺ハス(蓮)が、沢山植栽されていました。
この日、「秘仏御開帳」ということで、中々見ることのできない一字金輪佛頂尊を観ることができました。12年ぶりの御開帳ということです。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120717_2 [中尊寺の秘仏、17日から開帳 復興を祈念し12年ぶり(岩手日報2012/07/17)]
http://www.iwate-np.co.jp/fudokei/y2012/m07/fudo120715.htm [岩手日報 風土計(2012.7.15)]
http://hikami.progoo.com/blog/entry_hikami_52.html [hikami:復興記念 中尊寺秘仏御開帳]
(上と下)一字金輪佛頂尊:藤原秀衡の念持仏と伝えられ、仏身の美しさは「人肌の大日」の名をもって知られている。みちのくの素朴な風土と、典雅な都風の文化が融け合って生み出されれた無類の仏像である。
(下)上2つの画像は、下記の日本古寺美術全集16「中尊寺とみちのくの古寺」(集英社発行、座右宝刊行会・編)掲載のものを撮影したものであり、会場は「撮影禁止」になっていました。なお、この全集には”本像の掲載については、「初代藤原清衡公八百五十年御遠忌特別大祭記念」による特別許可を得たものである。”と書かれています。
モウソウチク(孟宗竹) イネ科 マダケ属 Phyllastachys pubescens
中国原産の多年生常緑竹。日本には江戸時代中期に薩摩藩に渡来したといわれている。稈(かん)は普通高さ10~20m、直径8~20㎝ほどになる。タケ(竹)の代表ともいえるもので、肉厚の稈を利用して様々な竹製品がつくられる。節の環はマダケと違って1個。
「竹の子(たけのこ)」は4月に出て太く、食用にする。皮は黒紫褐色で粗毛があり、先端には葉片があり、肩毛は開出する。竹の皮は物を包むことなどに利用される。枝は節から2個ずつ出る。葉は枝先に2~8個つき、長さ4~8㎝の披針形でやや薄い。葉鞘は無毛で肩毛は早く落ちる。葉舌は山形。
モウソウチクの園芸種:
キンメイモウソウ:cv.Nabeshimana 稈に黄色の縞があって美しい。
キッコウチク(亀甲竹):cv.Heterocycla 下部の節間が交互に膨れて亀甲状になる。「ブツメンチク」ともいう。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]