peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

シジュウカラ(四十雀)

2010年02月28日 | 

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頭から頸、喉は黒く、紺色の光沢があり、頬は白い。背と肩羽は緑黄色。雨覆、風切は青灰色で、大雨覆の羽先は白っぽく、白線となって見える。嘴は黒く、肉色が混じる。足は鉛色。尾羽は青灰色で、外側尾羽は白い。

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 2010年2月27日(土)、一関市千厩町千厩の館山公園シジュウカラ(四十雀)の写真を撮ることができました。ウグイスカグラ(鶯神楽)と思われる木の新芽を盛んに啄んでいました。

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喉から下尾筒にのびる黒線は太く、下腹部で特に太くなり、足のつけ根に至るが、個体変異が多い。雌の成鳥は、雄に比べて、喉から下尾筒にのびる黒線は細いのが普通。しかし個体変異があり、中には雄に近い太さのものもいる。下尾筒部分は雄より薄い。

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 後頸には白斑がある。風切は灰黒色だが、外弁は青灰色で、その外縁は白っぽい。そのために、静止時の翼は全体に青灰色に見えるのが普通。

 シジュウカラ(四十雀) Great Tit スズメ目 シジュウカラ科 Parus major

体長:15㎝ほど。時期:留鳥または標鳥。環境:市街地の樹木が比較的多い庭園や公園、住宅地から山地の林など。冬期は一時的に、川原や池のアシ原にもよく入る。行動:繁殖期以外は小群で生活するものが多い。樹上や地上で昆虫類、クモ類、草木の種子や実などを採食する。非繁殖期の群れには、他のシジュウカラ類、ウグイス類、ヒタキ類、ツグミ類の鳥やコゲラが混じることもあり、この混群の中で本種が一番数が多いのが普通。 鳴声:繁殖期に雄は枝先にとまって「ツピツピツピ…」「ツツピッッピッッピ…」とさえずる。その他に「ッピッ」「ジュクジュクジュク」と鳴く。特徴:雌雄ほぼ同色。成鳥は頸から上が黒く、頬は白い、背は緑黄色。雨覆と風切は灰青色。体下面は汚白色。喉から下尾筒までの中央部分は黒い。この黒線は、雄の方が雌より太い。[以上、山と渓谷社発行「山渓ハンディ図鑑7・日本の野鳥」より]

http://www.yachoo.org/Book/Print/588/sijyuukara/ [Yachoo!オンライン野鳥図鑑]

http://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/38.html [シジュウカラ キレイでわかりやすい 日本の鳥百科]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%82%AB%E3%83%A9 [シジュウカラ-Wikipedia]

http://rocketnews24.com/?p=20612 [都会の自然”スズメ40匹分の価値がある”シジュウカラ(四十雀)]


アカバナマンサク(赤花満作)

2010年02月28日 | 植物図鑑

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 2010年2月27日(土)、館山公園(一関市千厩町千厩)に行きました。東屋の近くに植えられているアカバナマンサク(赤花満作)が今を盛りと花を咲かせていました。ここ数年、毎年写真を撮っているのですが、普通の黄色い花のマンサク(満作)が少なくなっているような気がします。

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アカバナマンサク(赤花満作) マンサク科 マンサク属 Hamamelis japonica var.obtusata f.incarnata

マンサク(満作)の変種で、北海道から本州の主に日本海側の山地に生えるマルバマンサク(丸葉満作)の一品種で、高さが3~8mになる落葉小高木。葉は互生し、倒卵形または倒卵状円形。葉の先はマンサクがやや三角状に尖るのに対し、マルバマンサクは半円形になる。縁の上部に波状の浅い鋸歯があり、基部は左右不揃い。革質で表面の脈は凹み、両面とも無毛。早春、葉に先立って赤色の花を開く。花弁は4個あり、長さ1~1.5㎝の細長い線形で屈曲する。雄しべは4個で、内側に小さな仮雄しべが4個ある。雌しべは1個で花柱は短く、2裂する。萼片は4個で反り返る。蒴果は卵形で萼片が残り、外側には毛が密生する。熟すと2つに裂け、光沢のある黒い球形の種子を2個はじき飛ばす。花弁の基部が赤色を帯びる品種をニシキマンサクf.flavo-purpurascensといい、マルバマンサクと同じ所に自生するが、庭木としてもよく植えられている。用途:公園樹、庭木、花材。分布:北海道(西南部)、本州(日本海側)。[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

 http://yasousuki.exblog.jp/8394001/ [植物の生態散歩:アカバナマンサク(赤花満作)]

http://gazo.cocolog-nifty.com/my_tiny_flower_garden/2010/02/02/post-dccb.html [アカバナマンサクも咲きだしました:My Tiny Flower Garden]

http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_256.htm [四季の山野草(アカバナマンサク)]

http://plumkiw948.at.webry.info/201002/article_11.html [アカバナマンサク(赤花満作)花々のよもやま話/ウェブリブログ]


オウバイ(黄梅)

2010年02月26日 | 映画鑑賞

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 2010年2月25日(木)、道の駅・厳美渓(市野々)の花卉(かき)売り場に、花をびっしり付けた鉢植えのオウバイ(黄梅)が展示販売されていました。

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 オウバイ(黄梅) モクセイ科 ソケイ属 Jasminum nudiflorum

中国原産の落葉低木。花は早春から咲きはじめ、中国では迎春花という。枝は垂れ下がり、地面についた所から根を出す。葉は3出複葉で対生する。先端の小葉は長さ2~4㎝。2~4月、葉が開く前に直径2~2.5㎝の黄色の花をつける。日当たりのよい暖かいところでは、石垣などから垂れ下がって、1月頃から咲いていることがある。

 オウバイとよく似たウンナンオウバイ(雲南黄梅)J.mesnyiは、中国西南部原産の常緑低木。枝は四角形でつる状に伸び、葉は3出複葉。花期はオウバイよりやや遅く、3~4月。花はオウバイより少し大きく、直径3~4㎝。花が二重咲きのものもある。オウバイモドキともいう。[以上、山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

http://www.hana300.com/oubai0.html [黄梅(オウバイ)]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/oubai1.html [オウバイ(黄梅)]

http://flower365.web.infoseek.co.jp/03/054.html [オウバイ]


フリソデヤナギ(振袖柳)/アカメヤナギ(赤芽柳)

2010年02月26日 | 植物図鑑

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 2010年2月24日(水)、東北本線柵の瀬跨線橋(一関市中里)の近くにある民家の庭で、フリソデヤナギ(振袖柳)/アカメヤナギ(赤芽柳)と思われる植物が赤い色をした花芽を沢山つけていました。

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フリソデヤナギ(振袖柳)/アカメヤナギ(赤芽柳) Salix × Leucopithecia

最近まで雄株のみ知られていたが、1981年に栃木県大田原市で川村文吾が雌株を発見し、木村有香によってヤマネコヤナギとネコヤナギの雑種であることが確認された。高さが2~4mになる落葉低木。枝は冬、日の当たる方が赤くなる。3~4月、葉よりも早く長さ約5㎝の大きな尾状花序をつける。雄花の雄しべは2個で、苞は白い絹毛に覆われている。冬芽が紅色なので花屋ではアカメヤナギ(赤芽柳)と呼ばれる。用途:庭木、護岸樹、花材。[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

http://www.hana300.com/furiso.html [振袖柳(フリソデヤナギ)]

http://blogs.yahoo.co.jp/shibukawa_biotopjp/27746591.html [フリソデヤナギ-渋川ビオトープの会-Yahoo!ブログ]


道の駅・厳美渓のレンテン・ローズ

2010年02月25日 | 植物図鑑

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2010年2月25日(木)、2/23、2/24に勝るとも劣らないほどのいい天気になった。道の駅・厳美渓()で、2/12~3/10の日程でクリスマスローズの展示即売会が開かれているので見てきた。

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クリスマスローズ(ヘレボルス)属 Helleborus:ヨーロッパ、地中海沿岸、西アジア、一部は中央アジアに及び、約15種が分布する常緑性または落葉性の多年草。葉は長い葉柄をもち、鳥足状に深裂する。花は集散花序をなす。萼片は5で花弁は退化している。

クリスマスローズ H.niger :ヨーロッパ中部から南部、さらに西アジアに分布し、古くから栽培されている。しばしばレンテンローズと混同される。無毛の常緑多年草で、根出葉は鳥足状となり7~9深裂する。花茎は15㎝ほどで、頂部に径5~6㎝の白色の花を2~3つける。花弁状の萼片は5、外側(背面)が淡い紫紅色を帯びることがある。花弁は小さい蜜腺状で、雄しべの周りにつく。栽培:土質は特に選ばないが、半日陰で適当な水分をもち、排水性の良い肥沃な場所を好む。繁殖は株分け、種子による。花期:12~2、3月。

レンテンローズ H.orientalis:ギリシャ、トルコなどの原産で耐寒性が強い。根茎はよく分枝する。常緑の根出葉は1~2葉つき、鳥足状の葉は5~11深裂し、裂片は楕円状披針形または広披針形となる。葉柄はよく伸び45~60㎝となる。花柄を伸ばし、3~4花をつける。花径は6㎝ほどで、やや下向きに咲く。開花はじめはクリーム色、のちに褐色を帯びた黄緑色になる。花弁状のものは萼片で、花弁は退化して小さな蜜腺状となる。他種との交雑が容易で、ピンク・スポットド cv.Pink Spotted>/strong>など多くの園芸品種があり、花色もクリーム、紫紅赤、黄緑、複色と多彩。栽培:クリスマスローズに準ずる。花期:2月下旬から4月。[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]