頭から頸、喉は黒く、紺色の光沢があり、頬は白い。背と肩羽は緑黄色。雨覆、風切は青灰色で、大雨覆の羽先は白っぽく、白線となって見える。嘴は黒く、肉色が混じる。足は鉛色。尾羽は青灰色で、外側尾羽は白い。
2010年2月27日(土)、一関市千厩町千厩の館山公園でシジュウカラ(四十雀)の写真を撮ることができました。ウグイスカグラ(鶯神楽)と思われる木の新芽を盛んに啄んでいました。
喉から下尾筒にのびる黒線は太く、下腹部で特に太くなり、足のつけ根に至るが、個体変異が多い。雌の成鳥は、雄に比べて、喉から下尾筒にのびる黒線は細いのが普通。しかし個体変異があり、中には雄に近い太さのものもいる。下尾筒部分は雄より薄い。
後頸には白斑がある。風切は灰黒色だが、外弁は青灰色で、その外縁は白っぽい。そのために、静止時の翼は全体に青灰色に見えるのが普通。
シジュウカラ(四十雀) Great Tit スズメ目 シジュウカラ科 Parus major
体長:15㎝ほど。時期:留鳥または標鳥。環境:市街地の樹木が比較的多い庭園や公園、住宅地から山地の林など。冬期は一時的に、川原や池のアシ原にもよく入る。行動:繁殖期以外は小群で生活するものが多い。樹上や地上で昆虫類、クモ類、草木の種子や実などを採食する。非繁殖期の群れには、他のシジュウカラ類、ウグイス類、ヒタキ類、ツグミ類の鳥やコゲラが混じることもあり、この混群の中で本種が一番数が多いのが普通。 鳴声:繁殖期に雄は枝先にとまって「ツピツピツピ…」「ツツピッッピッッピ…」とさえずる。その他に「ッピッ」「ジュクジュクジュク」と鳴く。特徴:雌雄ほぼ同色。成鳥は頸から上が黒く、頬は白い、背は緑黄色。雨覆と風切は灰青色。体下面は汚白色。喉から下尾筒までの中央部分は黒い。この黒線は、雄の方が雌より太い。[以上、山と渓谷社発行「山渓ハンディ図鑑7・日本の野鳥」より]
http://www.yachoo.org/Book/Print/588/sijyuukara/ [Yachoo!オンライン野鳥図鑑]
http://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/38.html [シジュウカラ キレイでわかりやすい 日本の鳥百科]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%82%AB%E3%83%A9 [シジュウカラ-Wikipedia]
http://rocketnews24.com/?p=20612 [都会の自然”スズメ40匹分の価値がある”シジュウカラ(四十雀)]