2010年6月4日(金)、一関市東山町長坂字大田の国道434号線(今泉街道)沿いにある岩手石材工業(株)のコンクリート塀の所に植えられているモッコウバラ(木香薔薇)が、今を盛りと花を咲かせていました。この品種は、ルテア cv.Luteaのようです。近くには名前がわかりませんが、白い花を咲かせているバラ(薔薇)がありました。
バラ科 バラ(ロザ)属 Rosa banksiae :北半球に約100種ある落葉低木。葉は複葉で、雄しべは多く、雌しべは萼筒(膨大花托)に科駒sれる。
モッコウバラ(木香薔薇) Rosa banksiae :中国西部、中部原産の常緑蔓性木本で、日本には江戸時代中期に入り、19世紀に欧米紹介された。庭園に植えられたり、生垣として植栽されることが多い。小葉は1~2対(3~7枚)で小形。長楕円形、楕円形、披針形などで光沢があり、葉裏はやや灰色。裏面の主脈や葉軸は有毛。4~5月、枝先に直径2~3㎝で淡黄色または白色の八重咲きの花を開く。白花には芳香があるが、黄花にはない。実はできない。花が白色のものは「シロモッコウ(白木香)」と呼ばれるロザ・バンクシアエ・ノルマリス var.normalisで、花が黄色のものは「キモッコウ(黄木香)」と呼ばれるロザ・バンクシアエ・ルテア cv.Lutea。用途:庭木。栽培:繁殖は挿木。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%E2%A5%C3%A5%B3%A5%A6%A5%D0%A5%E9 [peaの植物図鑑:モッコウバラ(木香薔薇)/ロザ・バンクシアエ]
下の画像の品種は不明。ご存知の方がいらっしゃいましたらお知らせください。