peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市一高通りのナンテン(南天)の実 2017年12月20日(水)

2017年12月31日 | 植物図鑑

2017年12月20日(水)、一関市一高通りにあるシネプラザに映画「オリエント急行殺人事件」を観に

行ってきました。映画館の前にある民家の庭に植栽されているナンテン(南天)が、真っ赤な実黄色

い実を沢山付けていました。

(下)シロミナンテン(白実南天)の実。

 ナンテン(南天)メギ科 ナンテン属 Nandina domestica

山野に自生しているものも見られるが、古くから庭などに植えられ、生け花にもよく使われている。

さ1~2m常緑低木。葉3回奇数羽状複葉で、茎の先に集まってつく。小葉は長さ3~7㎝の広披針形

で、先は鋭く尖る。花期5~6月。長さ6㎜ほどの白い花が円錐状に多数つく。果実直径6~7㎜の球

赤く熟す。果実が白いシロミナンテンなどの園芸品種もある。赤い実咳(せき)止めの薬になる。

分布:本州(茨城県以西)~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


岩手県立花きセンターのゼラニウム/テンジクアオイ(天竺葵) 2017年12月8日(金)

2017年12月31日 | 植物図鑑

2017年12月8日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原)に行ってきました。「花の館

温室」「北緯40度温室」エリアに植栽されているゼラニウム/テンジクアオイ(天竺葵が、白、

ピンク、サーモンピンク色の花を沢山咲かせていました。この植物は、温度さえあれば周年咲くようです。

ゼラニウム/テンジクアオイ(天竺葵)フウロソウ科 テンジクアオイ属 Pelargonium×hortorum

南アフリカ原産の低木状の多年草。現在栽培されているのは幾つかの原種を交雑してつくられたもので、

多くの園芸品種がある。茎や葉には独特の臭気がある。はほぼ円形で、縁に浅い切れ込みがある。

ボール状に多数かたまってつき、赤、ピンク、サーモンピンク、白などがある。かつてはフウロソウ属

Geraniumに含められていたので、園芸界では今も「ゼラニウム」と呼ぶ。テンジクアオイ(天竺葵)

もいう。暖地では庭や軒下に植え、寒地では鉢植えにして観賞する。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑

3・秋の花」より]

ゼラニウム/テンジクアオイ(天竺葵)フウロソウ科 Pelargonium Zonal Group

半耐寒性宿根草。原生地:南アフリカ。草丈:15~50㎝。花径:3~4㎝。花色:ピンク、赤、青紫、

サーモンピンク、白。開花期:3~11月。特徴:四季咲き性が強く、南関東以西では半球状の花房が周年

開花育て方:日なたと水はけの良い用土を好む。霜や雨に弱いので南関東ではベランダや軒下がよい。

寒冷地では冬は室内へ。草丈が伸びすぎたら切り戻して追肥するとまた花が咲く。[講談社発行「花を調べ

る花を使う・四季の花色大図鑑」より] 


一関市東山町のトキワサンザシの実 2017年12月30日(土)

2017年12月31日 | 植物図鑑

2017年12月30日(土)、ことしも後1日だけになってしまいました。「毎日が日曜日」の我が家

ですが、このブログを発行するのが日課になっていますので、毎日結構充実しています。この日、

一関市東山町長坂字柴宿地内県道19号線(今泉街道)沿いにある「柴宿団地」と呼ばれている住

宅団地の入口近くに植栽されているトキワサンザシが、真っ赤に色づいた果実を沢山つけているのが

目につきました。

 


岩手県立花きセンターのシャクナゲ(石楠花) 2017年12月8日(金)

2017年12月30日 | 植物図鑑

2017年12月8日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原)に行ってきました。「花の館

温室」「北緯40度温室」エリアに植栽されているシャクナゲ(石楠花が、赤紫色の花を沢山咲かせ

ていました。普通は4~5月頃に咲くものですが、温室内にあるためにこの時期に咲いているようです。 

シャクナゲ(石楠花)ツツジ科 ロードデンドロン(ツツジ)属 Rhododendron Hybrids

日本、中国原産の耐寒性常緑低木樹高:1~4m。花径:5~10㎝。開花期:4~5月。特徴:ヨーロッ

パで改良したセイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)が一般的で花色豊富。花色:ピンク、紅、青紫、黄、

白。育て方:夏の西日を避けた場所を選ぶ。酸性土を好むので鹿沼土と腐葉土を入れて植える。花柄摘

みはこまめに。天候に応じて灌水を。花芽分化は6~7月、剪定は花後すぐに。[講談社発行「花を調べる

花を使う四季の花色大図鑑」より]


岩手県立花きセンターのウナズキヒメフヨウ 2017年12月8日(金)

2017年12月29日 | 植物図鑑

2017年12月8日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原)に行ってきました。「花の館

温室」「亜熱帯温室」エリアに植栽されているクウナズキヒメフヨウ(マルヴァヴィスクス・アルボ

レウス)が、赤色の花を沢山咲かせていました。和名のようにウナズイテいるように垂れていました。 

アオイ科 ヒメフヨウ(マルヴァヴィスクス)属 Malvaviscus:熱帯アメリカに約60種が分布する。

樹全体に剛毛または軟毛がある。は単葉で互生し、無裂、あるいは掌状に角をもつか、分裂する。

赤色で、葉腋に単生し、ときに頂生の総状花序または集散花序となる。属名は、malva(アオイ属)

とViscus(とりもち)からなり、果実に由来する。

ウナズキヒメフヨウ アオイ科 ヒメフヨウ(マルヴァヴィスクス)属 Malvaviscus arboreus

原生地:メキシコ(アメリカ熱帯雨林気候区)。性状:高さ2~3mの低木。葉披針形~卵形でほとん

ど無分裂。裏面に綿毛があり、表面はざらざらしている。花単生、赤色の他にピンク色、白色もあり、

垂れて咲く。[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より]