peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ネッツトヨタ盛岡一関大橋店のシナヒイラギ(支那柊) 2017年11月30日(木)

2017年11月30日 | 植物図鑑

2017年11月30日(木)、きょうマイカーの車検を予約していたので、ネッツトヨタ盛岡一関大橋店

(一関市山目字立沢109番1)に行きました。店の出入口に、真っ赤な実を沢山付けたシナヒイラギ(支

那柊)が展示されていました。

http://www.netz-morioka.co.jp/store/store_41_41.html [ネッツトヨタ盛岡一関大橋店] 

 シナヒイラギ(支那柊)モチノキ科 モチノキ属 Ilex cornuta
中国原産の常緑低木。「ヒイラギ」の和名がついているが、モチノキ科モチノキ属の樹木である。「ヒ

イラギモチ」とも呼ばれ、公園や庭などによく植えられている。高さは2~5m。は互生し、長さ4~

8cm、幅2~3cmのほぼ長方形で、厚くて光沢があり、先端と左右4端に鋭い刺がある。成木では刺のな

い葉も見られる。花期4~6月。黄色を帯びた小さな花が咲く。雌雄別株。果実は直径1cmほどで、

に赤く熟す。 

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/0d28422de891d0957c11eda0133bf411 [peaの植物図鑑:ヒイラギモチ(柊黐)

/シナヒイラギ(支那柊)] 


一関市石畑のムベ  2017年11月30日(木)

2017年11月30日 | 植物図鑑

2017年11月30日(木)、いわて生協一関店(一関市石畑)に隣接する民家の庭に植栽されているムベ

が、赤紫色に熟した果実を沢山つけていました。この果実は、アケビの仲間と違って、完熟しても裂開

しませんが、果肉は甘くて食べられるそうです。

 ムベ(郁子)アケビ科 ムベ(スタウントニア)属 Stauntonia hexaphylla
常緑樹林のふちなどに生える常緑つる性木本。葉が常緑なので「トキワアケビ(常磐木通/常磐通草)」

とも呼ばれる。は小葉が5~7個ある掌状複葉。小葉は長さ5~10cmの卵状楕円形で、厚みがある。
4~5月、葉腋に3~7個の白花(外側が白色、内側が紅紫色を帯びた淡緑色の花)が花弁を反り返らせて

咲く。花1個の長さは1.5~2cm。同じ花序に3~6個の雄花と少数の雌花をつける。雌花のほうが少し
大きい。

果実は長さ5~8cmでずんぐりしており、秋(10月)濃紫色に熟すが、アケビの仲間と違って、完熟

しても裂開しない。果実を割るとアケビと同様に白色の果肉があり、甘くて食べられる

造園的には垣根にからませたり、棚仕立てとする。[栽培]繁殖は挿木、実生で容易。 分布:本州(関東

地方南部以西)~沖縄   ムベ(スタウントニア)属  ビルマから台湾、日本に16種分布する常緑蔓性木本植物。 

 http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/a3d3354332b268198fafae0cc69d8d84 [peaの植物図鑑:

ムベ(郁子/トキワアケビ(常盤木通)] 


金ケ崎町「武家屋敷」のウメモドキ(梅擬) 2017年11月18日(土)

2017年11月29日 | 植物図鑑

2017年11月18日(土)、胆沢郡金ケ崎町の「城内諏訪小路重要伝統的建造物群保存地区」を散策しま

した。「白糸まちなみ交流館」から諏訪小路の「金ケ崎神社」の方に歩いて行く途中にある「武家屋敷」

の庭に植栽されているウメモドキ(梅擬)の木が、真っ赤に熟した果実をびっしりと付けていました。

この庭には「サザンカ(山茶花)」も沢山花を咲かせていました。 

 ウメモドキ(梅擬) モチノキ科 モチノキ属 Ilex serrata

山地のやや湿った所に生える落葉低木。よく分枝して高さは2~4mになる。赤い実がいっぱいについて

美しいので、庭木としてもよく植えられている。また、盆栽にも使われる。若枝には毛がある。は互

生し、長さ4~8㎝の楕円形~卵状披針形。先は鋭く尖り、基部はくさび形。縁には細かい鋸歯があり、

両面とも光沢はない。表面にはわずかに毛がある。裏面は短い軟毛があり、特に脈上にはやや長い毛が

密生する。6月頃、葉のつけ根に直径3~3.5㎜の淡紫色の花をつける。雌雄別株。雄花は7~15個が集

まってつき、雌花は1~7個ずつつく。花弁は卵形で5個ある。萼片は4~5個で縁に毛がある。雄花には

雄しべが4~5個と退化した雌しべがある。雌花では緑色の子房が目立ち、まわりに退化して小さくなっ

た雄しべが4から5個ある。果実は直径5㎜ほどの球形で、秋に赤く熟し、葉が落ちた後もしばらく残る

のでよく目立つ。小鳥が好んでこの実を食べるという。

 花や果実が白~淡黄色のものシロウメモドキ(白梅擬)/シロミノウメモドキ(白実梅擬)I.leuco

-carpa、果実が黄色の品種をキミノウメモドキ(黄実の梅擬)f.xanthocarpaという。用途:庭木、

公園樹、盆栽、花材。分布:本州、四国、九州、中国。

ウメモドキ(梅擬)の花 下記のWebサイトに奥州市「」のウメモドキ(梅擬)の花があります。http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%A6%A5%E1%A5%E2%A5%C9%A5%AD/

 http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/599a4118573bee68d8c9886267339808 [peaの植物図鑑:

ウメモドキ(梅擬)2009年10月23日(金)] 


金ケ崎町伊東家侍住宅のシロミノコムラサキ(白実の小紫) 2017年11月18日(土)

2017年11月29日 | 植物図鑑

2017年11月18日(土)、胆沢郡金ケ崎町「金ケ崎町城内諏訪小路重要伝統的建造物群保存地区」

ある伊東家侍住宅の「和洋食道Ecru(エクリュ)」に行きました。昼食を摂るために行ったのですが、庭

に植栽されているコムラサキ(小紫)紫色の果実をびっしりとつけていました。また、近くには「シ

ロミノコムラサキ」(白実の小紫)白色の果実をびっしりとつけていました。 

シロミノコムラサキ(白実の小紫)クマツヅラ科 ムラサキシキブ属 Callicarpa dichotoma 

var.albi-fructus

北海道から沖縄にかけて分布し、山地の湿地に稀に生える落葉低木である。「コムラサキ(小紫)」の

実が白い変種である。海外では、朝鮮半島、台湾、中国にも分布する。別名白玉小式部(シラタマ

コシキブ)という。樹高1~2mくらいである。は細くて枝垂れる。は楕円形で、対生する。葉の

縁には細かな鋸歯がある。開花時期6~7月、葉の腋に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次

々と側枝を出して花が付く)を出し、白い小さな花を沢山つける。結実期9~10月くらいである。

径3㎜くらいの球形の真っ白な核果(水分を多く含み中に種が1つある)を鈴なりにつける。

属名dichotoma「二股になった」という意味。変種のabi-fructus「白い果実の」という意味。 

http://kyonohana.sakura.ne.jp/blogs/kyohana/2011/06/post-2081.html [白実の小紫(シロミ

ノコムラサキ):花図鑑]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/35a8fc10a556713cf3be08705187e680 [peaの将物図鑑:シロ

ミノコムラサキ(白実の小紫)/シロシキブ(白式部)2008年10月1日] 


金ケ崎町伊東家侍住宅のコムラサキ(小紫) 2017年11月18日(土)

2017年11月28日 | 植物図鑑

2017年11月18日(土)、胆沢郡金ケ崎町「金ケ崎町城内諏訪小路重要伝統的建造物群保存地区」

ある伊東家侍住宅の「和洋食道Ecru(エクリュ)」に行きました。昼食を摂るために行ったのですが、庭

に植栽されているコムラサキ(小紫)朱紫色の果実をびっしりとつけていました。近くには「シロミノ

コムラサキ」(白実の小紫)もありました。 

 コムラサキシキブ(小紫式部)クマツヅラ科 ムラサキシキブ属  Callicarpa dichotoma
山麓や原野の湿地などに生える落葉低木果実が美しいので、公園や庭などに広く植えられている。葉

や果実などが「ムラサキシキブ」より小ぶりなのでこの名がつけられたというが、単に「コムラサキ」
とか「コシキブ」とも呼ばれるという。

「ムラサキシキブ」と呼ばれているもののほとんどが、この「コムラサキ(シキブ)」のほうであるが、

「ムラサキシキブ」というのは別にあり、この「コムラサキ(シキブ)」命名前に存在していたという。
暖地の海岸近くに生える「オオムラサキシキブ」という変種もあるという。

高さは1~2mになる。枝は細くて紫色を帯び、先が垂れ下がっているものが多い。は有柄で対生し、

長さ3~7cmの倒卵状楕円形で、ふちの上部にだけ粗い鋸歯がある。花期6~7月。葉のつけ根から少

し離れたところから柄を出し、淡紅紫色の小さな花が多数群がって咲くは長さ約3㎜。果実は直径約

3mmの球形で、9~11月紫色に熟し、葉が落ちた後も残っていてよく目立つ。

果実が白いものもあり、「シロミノコムラサキ」というが、「シロシキブ」の名で売られていることが多い。
 分布:本州、四国、九州、沖縄、台湾、中国 

 http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/05868d7587d2f8907787ef76f474025b [peaの植物図鑑:コ

ムラサキシキブ(小紫式部)/コムラサキ(小紫)2006年11月8日]