peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

奥州市前沢のナナカマド(七竈)の実 2018年9月28日(金)

2018年10月02日 | Weblog

2018年9月28日(金)奥州市前沢の住宅街の中にあるちだ歯科の玄関先に植栽されているナナカマド(七竈)の樹が朱橙色に色づいた果実を沢山付けていました。

ナナカマド(七竈)バラ科 ナナカマド属 Sorbuscommixta

紅葉と赤い果実が美しい落葉高木。名前の由来については、材が燃えにくいので、七度竈(かまど)に入れても燃え残るからという説や、上質の炭をつくるため、7日間竈で蒸し焼きにするからという説などがある。山地から亜高山に自生するが、北海道や東北地方などでは街路樹としてよく植えられている。高さ10~15mになる。奇数羽状複葉で互生する。小葉は4~8対あり、長さ3~7㎝のややゆがんだ披針形~長楕円状披針形で、縁には鋭い鋸歯がある。花期6~7月。白い小さな花が多数集まって咲く。果実直径約7㎜の球形で、秋に赤く熟す。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


「岩手県立花きセンター」のパキスタキス・ルテア 2018年8月4日(土)

2018年08月13日 | Weblog

2018年8月4日(土)、「岩手県立花きセンター」(胆沢郡金ケ崎町六原字頭無2-1)を久しぶりに訪ねました。あんまり暑いので屋外に栽培されている菊などの植物と「花の館」温室内を見学しただけで帰ってきました。

 「花の館」温室内「亜熱帯温室」には、沖縄などの亜熱帯植物が沢山植栽されていましたが、それらの中の一つパキスタキス・ルテアが、のように見える濃黄色の苞白色のを沢山付けていました。

 

 https://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/パキスタキス・ルテア


菅江真澄と芳賀慶明 2018年7月19日(木)

2018年07月22日 | Weblog

2018年7月19日(木)、一関市大東町大原市民センター(所長・佐藤義信)主催の歴史専門講座「平成30年度第3回歴史専門講座」が、大原市民センター2階会議室で開催されました。(13:30~15:30時)。 

学習テーマは、菅江真澄と芳賀慶明(1回目)。講師は千厩町在住の村上徳一氏。

菅江真澄の生涯と旅:天明3年(1783)30歳頃、三河(上の関係地図の①)から信濃(関係地図の②)・陸奥(関係地図③④⑤⑦⑧⑨・蝦夷地(関係地図⑥)の旅をして享和元年(1801)48歳頃、秋田領に入り、文政12年(1829)7月19日没(76歳か77歳=墓碑)としかわかっていないそうです。

 出生地(豊橋、岡崎?)と年齢・死没地(梅沢、角館?)、旅の動機(継母との不仲・業病・学界追放・情報収集・失恋説など)もはっきりしていないそうです。

 名前は、白井英二白井秀雄から文化12年(1810)頃から菅江真澄を名乗っているようです。

 本草学・医学・和歌・国学・神道などの知識があり、それらを駆使しながら各地を旅して、日記・地誌・随筆・絵図など130種・240冊もの著作を残しています。(これらは『菅江真澄全集』全12巻・未来社に収録されています。)

 旅の費用は、本洗馬・長興寺の洞月禅師から授けられた『和歌秘伝書』を所持しており、さらに豊富な知識を用いて各地の支援者から得たようです。岩手県南地方の支援者:村上良知(胆沢区徳岡)、鈴木常雄(前沢区白山)、大槻清雄(一関市山目)、芳賀慶明(大東町大原)。

菅江真澄の肖像:(和歌の解釈 春雨の、古い枝の梅の下雫の/香をかぐわしいと草は芽を出すのだろう)

肖像画:文政11年(1828)8月、秋田県仙北村の出原家で描かれたもの[『伊豆園茶話』(石井忠行著)明治10年頃の記録(晩年の菅江真澄)。

 評価:柳田国男は「民俗学の祖(おや)」と述べ、業績を高く評価している。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/菅江真澄 [菅江真澄:Wukipedia]

 www.st.rim.or.jp/~success/hasiwa_1-1.htm [はしわのわかば]

 https://sugae-masumi.jimdo.com/菅江真澄の道/はしわの若葉%EF%BC%91/


盛岡市「遺跡の学び館」テーマ展(その2)2018年6月30日(土)

2018年07月02日 | Weblog

2018年6月30日(土)、盛岡市遺跡の学び館(盛岡市本宮字荒屋13-1、中央公園内)に行きました。現在開催中のテーマ展「発掘調査から展示まで」[6/2(土)~9/23(日)]を観るためでした。

”博物館の資料は、どのような過程を経て展示されているのか。普段目にすることのない裏側を紹介します。”ということでした。6月17日(日)に開催された学芸講座の資料「考古学入門Ⅱ」もいただいてきました。 (その2)


一関市大東町摺沢のヤマツツジ(山躑躅)2018年5月6日(日)

2018年05月07日 | Weblog

2018年5月6日(日)、私が「花と泉の公園」や「花巻の胡四王山」「藤沢の館ケ森アーク牧場」に行きたいと言ったら、妻が私は陸前高田大船渡に貝塚などを観に行きたいという。いつも私に付き合いをさせているので、この日は妻に従うことにしました。

妻が、国道343号線沿いにある一関市大東町摺沢にあるローソン摺沢店に立ち寄っておにぎりなどを買っている間、私はすぐ近くに植栽されていて、をびっしりとつけているヤマツツジ(山躑躅)などを撮りました。

一関市大東町摺沢八幡神社の鳥居の傍に植栽されているヤマツツジ(山躑躅)も、びっしりと花をつけていました。

 ヤマツツジ(山躑躅)ツツジ科 ツツジ属 Rhododendron kaempferi

山野に生える半落葉低木。高さ1~4mになり、若枝や葉柄にはかたい毛が多い。は春に出るものと夏に出るものがあり、形は変化が多い。春葉は長さ2~5㎝の楕円形~卵形、夏葉は小さく長さ1~2㎝。葉は両面とも褐色の毛がある。4~6月、直径3~5㎝漏斗状の花を開く。花の色はふつう朱赤色だが、変化が多い。雄しべは5個。分布:北海道~九州[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]