2023年9月16日(土)、ベリーノホテル一関・扇の間で、”「命をかけた平和をありがとう」の集い”(入場無料)が開催されました。年下の友人に勧められたので、妻と聞きに行ってきました。昼食の申し込みをしていなかったので、第1部(11:00~12:00)「硫黄島の戦いについて(川島茂裕/戦争史研究者)」だけを聞いて帰ってきました。先の戦争を体験した世代が少なくなっている現在、大変貴重なお話でした。ウクライナ戦争が行われている現在、我が国の過去の「侵略戦争」のことをもっと知っておいた方が良いと思いました。
表紙写真解説:衣川河口付近の離発着地点から西方を高度約100m上空からドローンにて撮影。手前が北上川、かつては麻などの畑地であった一関遊水地が広がる。遠景は、束稲山麓に広がる平泉町長島地区の集落。
裏表紙写真解説:右方、高館橋から続く道路南側の野田地区に小野寺ヨシ子さんの生家がある(丸片ガス撮影)
小野寺ヨシ子著「生きていればこその人生 命をかけた平和をありがとう3」
発行者:021-0062 岩手県一関市山目寺前35-2 小野寺ヨシ子、電話:0191-26-3811、FAX:0191-23-9669 印刷・製本:トーバン印刷株式会社
この刷誌の著者小野寺ヨシ子(旧姓・佐藤)さんは、1944(昭和19)年4月30日に岩手県東磐井郡長島村(現在は平泉町長島)で、父・佐藤忠志さんと母・ヤスさんの三女として生まれています。上の写真は、1299(平成11)年6月に、アメリカから届いたものだそうです。父の弟・妹や祖母(ヤス)と共に、生後55日の著者が母に抱かれています。日の丸の旗を持っているのは、5歳上の兄。
昭和38年3月 岩手県立一関第二高校普通科卒業
昭和40年3月 生活学園短期大学(現・盛岡大学)卒業
昭和40年4月~52年3月まで 一関市農協生活指導員として勤務
昭和53年~現在(令和5年9月) 株式会社小野寺設備 取締役
2019年11月23日(土)、芦東山記念館の秋季特別展「ふるさとの山-今も昔も行ってみたい-」[開催期間:10/12(土)~12/15(日)]の関連行事である兼平賢治氏特別講演会「家老席日記『雑書』にみる盛岡藩の自然と動物」を聴きに行ってきました。
兼平さんは、前館長の細井計先生と共に『雑書』の校閲などに関わってきたそうで、第42巻から第46巻の分担校閲・目次作成が記載されています。
プリントのレジュメだけでなく、画像も併せて説明してくださいましたので、私にも良く理解することができました。
(下)山の木を伐り過ぎて土砂災害が発生しているから木を切る際の注意や植林を命じています。「野火焼などもってのほか」とあります。また、海辺山林が漁業の役に立っていることが書かれています。
(下)この当時「オオカミ(狼)」が未だ生存していたことがわかります。鹿が増えすぎるので、食物連鎖の頂点にいるオオカミを殺すなと書かれています。
2019年11月16日(土)、東北歴史博物館で開催中の「東北歴史博物館開館20周年記念・宮城県多賀城跡調査研究所設立50周年記念特別展「蝦夷-古代エミシと律令国家-」の関連行事として開催された多賀城講座(第2回)の「考古学からみた”伊治公砦麻呂の乱”(宮城県多賀城跡調査研究所・村上裕次さん)を聴いてきました。今までのいろいろなところで学習したので、解ったつもりでいましたが、改めて理解を深めてきました。
この日、配布された村上さんのプリントを紹介します。