●○-風吹く街で-○●

簸川平野のど真ん中「風吹く街で...」
恵みに生かされてるクリスチャンぴーちの日記です。

お母さん育て

2006年03月05日 | 家族

まず子育て中のお母さんの心理状態を考えて見ましょう。

世の中の人は、母親は子供が生まれた時から、愛情の固まりだと思い込んでいるふしがあります。
でも本当は、私達は子供が生まれて初めて母親になったんです。
それまでは普通の女性、女の子でした。それが突然、子供が生まれた時から母親になったんです。

病院で昨日まで「○○さん」と呼ばれていたのに、産んだとたんに「お母さん!」と変わります。この瞬間を喜びと感じる人もいるし、私のように違和感を感じる人もいます。自分は昨日の私と何も変わらないのに、環境が急激に変化します。昨日までグースカ寝ていたのに、その日から夜中に起きて、セッセとお世話しないといけないのですから。
精神的にはとても孤独ですし、かつ追い詰められた感覚に成りやすいです。

赤ちゃんは、マニュアル通りには行動しませんよね。生きているのですから。静かにしなきゃいけない時に泣き止まなかったり、熱が急に出たり…。「ちゃんと、躾してるの?」・・・なんて声が聞こえそうです。
こんな時に一番堪えるのが他人の心ない言葉だったり孤独感だったりします。仕事を持っておられるお母さんにとっては、「焦り」にもなります。
職場で優秀だった私が「こんなことをしていていいの?」子育てには終わりがないので、そんな大袈裟とも思える感覚になりやすいです。そんなイライラが自分を追い詰め、子供に当たったり、自己卑下したりしやすくなります。子育て中のお母さんはちょっと、敏感な精神状態になりやすいように思います。


①私は、仕事が合っているお母さんには、早めの職場復帰をお薦めします。お母さんの収入は保育料で飛んで行きますが、まず、お母さんが自分らしくある事が、子供の落ち着きになります。

②仕事をしていないお母さんは、グループ保育などに出かけて、みなさんとおしゃべりしながらの育児をお薦めします。
同じような子供さんのいらっしゃる、友達の家に行くのも良いと思います。ご実家に行かれるのも良いでしょう。

どちらにしても、核家族の多い中、閉塞的な環境がお互いを苦しめます。

子供と自分の両方を育てていくのです。子供は個々の個性があって、みんなと同じようには育ちません。なるべく以前お話したように放牧で・・・見守ってあげて下さい。

お母さんは、子供によって成長し「お母さん」になるのですから、自分がお母さんらしくなくても、ゆっくり・・・お母さんになりましょう。