消しゴムだって安全なものが使いたい！ ～FLOMO～

先日東京ビックサイトで開催されていたISOT2011、
文房具の会社の見本市のような展示会です。

今やちょっと先の文房具のトレンドを知るにはいい機会でもあります。
でも、一般消費者の行けない展示会でもあるんですよね。^^;

今年はアイエスティー株式会社さんからチャンスを頂いて、
見に行くことが出来ました。

ところで今回のアイエスティー株式会社が教えてくださったのが、
フロモという消しゴム。




普通のプラスチック消しゴムPVC(ポリビニルクロライド＝ポリ塩化ビニル)に
可塑剤が入っているのですが、この可塑剤、消しゴムを保管していると
どんどん抜けていくそう...



また、この可塑剤、人間のホルモンの分子構造の似ている環境ホルモンとして
知られているものだとか....



ホルモンってほんの微量で身体の調子を変えてしまうものなんですよね。
(ちょっと前に話題になったものもありますね、BPAとか)

そこで台湾ではある一定以上の量の可塑剤の入ったプラスチック消しゴムは
販売禁止が決まったそうです。




今回出展されていたこのフロモジャパンさんの消しゴム「フロモ」ですが、
この法律に合うように作られた消しゴムなのだそう。
日本ってこういう法律っていつも後手後手ですね。^^;




こういう普通のMONO消しゴムのようなタイプもありますが、
ケース付きのこんなタイプや



細長い、そうですね、大きさからいうとシャチハタの印鑑の
ケースくらいの大きさの細長いタイプなどがありました。




可塑剤が少ないと、消し具合はどうかな？と思いますよね。
消しゴムは鉛筆の線が消せなくては役に立たないのですが、
消しゴムとしての機能も上々♪


(モデルはブロ友さん^^)


娘はとにかく絵をたくさん描くし、学生だから字もたくさん書くし、
そして、よく消すんです。消しゴムのカスも山ほど。

娘の同級生もそう。

まだまだこれからも身体が出来ていく時期の娘たち、
安全な消しゴムを使ってほしいなと思いました。



そういえば、色々なオリジナルの消しゴムを作ってくださるそう。



サンプルには、みなさんもよくご存じの色々な専門学校の
デザインの消しゴムなどがありました。^^




文房具を選ぶのに迷うとき、機能は一緒だったら、
環境にいい、というより、身体に安心、と言うところから選ぶのも
一つの選択肢ですね。





アイエスティー株式会社さん、フロモジャパンさん、
ありがとうございました。




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