名古屋栄のラシックで美味しいうなぎ料理をいただいて
2ブロック先のナディアパーク3Fのデザインホールに
向かった。
「共生」ともいき~いのちを生かしあう~と題した講演会を聴講した。
最初の講師は東工大の教授の上田先生
リベラルアーツセンター(教養のこと)の教授もされており
奥深い話しを聴くことができた。
今の大学も多くの企業と同じで経済的に成功しないと
やっていけない時代、そんな中で東海学園大学は哲学、
思想を中心にやってこられた、そのことに敬意を表したい。
東海学園大学 袖山学長
今は理系でも文系の教養を備えていかないといけない時代、
東工大でも文系の授業を多く取り入れるようになった。
話しの中で特に興味をひいたのは、
ある企業が公害の元となるものを排出、垂れ流しを
していて、下流で多くの公害病がでていることを知ったら
あなたはどうすると言う問いに、100人の学生は、
1:記名で訴えるのが3人、2:無記名で投書するのが15人、
3:何もしない見て見ぬふりをすると答えた学生が72人と答えた。
しかしあの3.11の震災後のアンケートでは、まったく逆転した
まだまだ日本は大丈夫だ。
草も、木も動物も人も生きとし生けるものなのだ。
東工大 上田教授
作家で僧侶の家田さん
司会&コーディネーターの兄
そして家田荘子さんの講演
彼女は歩き遍路さんであり、もう十数回歩かれており、なお今も
歩いておられる。そして高野山の僧侶でもある。
彼女の書かれる著書は、そのほとんどが実際に現地、現場での
取材をもとに書かれており感動を覚えるものばかりだ。
遍路でもエピソードはまったくそのとおりと感動し、自分が
歩いたときと同じであった。
家田さんを囲んで
サインと遍路紀行&雑記
そして三部は学長を交えて上田先生と家田荘子さんとの
シンポジュウム、その中でも多くの示唆をいただいた。
講演も終わり、家田さんにサインいただき、ご一緒に
写真を撮った、いい記念になった。
終わって会場を後にして外に出たら雨は上がっていた。