PICO's BLOG~きままな日記帖~

還暦+αな年代、気持ちはいつも現役世代 
なんでもチャレンジ、そんなPICOの備忘録
   

ナディアパークへ

2015年02月28日 10時11分51秒 | 街中暮らし

名古屋栄のラシックで美味しいうなぎ料理をいただいて

2ブロック先のナディアパーク3Fのデザインホールに

向かった。

「共生」ともいき~いのちを生かしあう~と題した講演会を聴講した。

最初の講師は東工大の教授の上田先生

リベラルアーツセンター(教養のこと)の教授もされており

奥深い話しを聴くことができた。

今の大学も多くの企業と同じで経済的に成功しないと

やっていけない時代、そんな中で東海学園大学は哲学、

思想を中心にやってこられた、そのことに敬意を表したい。

東海学園大学 袖山学長

今は理系でも文系の教養を備えていかないといけない時代、

東工大でも文系の授業を多く取り入れるようになった。

話しの中で特に興味をひいたのは、

ある企業が公害の元となるものを排出、垂れ流しを

していて、下流で多くの公害病がでていることを知ったら

あなたはどうすると言う問いに、100人の学生は、

1:記名で訴えるのが3人、2:無記名で投書するのが15人、

3:何もしない見て見ぬふりをすると答えた学生が72人と答えた。

しかしあの3.11の震災後のアンケートでは、まったく逆転した

まだまだ日本は大丈夫だ。

草も、木も動物も人も生きとし生けるものなのだ。

東工大 上田教授

作家で僧侶の家田さん

司会&コーディネーターの兄

 

そして家田荘子さんの講演

彼女は歩き遍路さんであり、もう十数回歩かれており、なお今も

歩いておられる。そして高野山の僧侶でもある。

彼女の書かれる著書は、そのほとんどが実際に現地、現場での

取材をもとに書かれており感動を覚えるものばかりだ。

遍路でもエピソードはまったくそのとおりと感動し、自分が

歩いたときと同じであった。

家田さんを囲んで

サインと遍路紀行&雑記

そして三部は学長を交えて上田先生と家田荘子さんとの

シンポジュウム、その中でも多くの示唆をいただいた。

講演も終わり、家田さんにサインいただき、ご一緒に

写真を撮った、いい記念になった。

 

 

 

終わって会場を後にして外に出たら雨は上がっていた。

 

 

 

 

 

 

 


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