奥の院や壇上伽藍を散策し、高野山霊宝館に入った、今回高野山の主だった
施設の入場チケットをまとめて買ったので割安で見ることができた。
霊宝館はさすが真言密教の大本山だけあって圧倒的な量の宝物が
館内いっぱいに展示されている。空海が唐から持ち帰ったと言われている
国宝諸尊仏龕と言われる白檀製の厨子や八大童子、両界曼荼羅図、
空海自筆の「ろうこしいき」等々、じっくりと見てきました。
そして昼からは高野山大学でおこなわれたシンポジューム
司馬遼太郎の「空海の風景を考える」と題して著名な方々の講演やシンポジュームを
聴いてきました。
シンポジューム風景
4日間の宇陀路、大和路紀州慈路の見仏の旅、多くの秘仏や国宝級の
仏を見てきた。20mにおよぶ魔崖仏や有名な寺院の傍でひっそりと
仏を守っている小さなお寺、寺を守っていけないような小さなお寺など
寺院もいろんな問題をかかえていることを知った。
(檀家の少ない、あるいは居ないお寺は存続が難しい)
そして開創1200年行事でにぎやかな高野山、長閑で穏やかな天野の里など
気持ちのいい旅でした。
次は何処へ行こうか・・・・
琵琶湖北の十一面観音菩薩のたびにでようか・・・