PICO's BLOG~きままな日記帖~

還暦+αな年代、気持ちはいつも現役世代 
なんでもチャレンジ、そんなPICOの備忘録
   

タイムトリップして平安京の世界へ@本

2016年10月29日 08時15分08秒 | 読書

いっぱい出歩いていて、中々本が読めないが

今月はこの4冊。

 

まずは内館牧子さんの「十二単衣を着た悪魔」

まぁ何との言うか、内館牧子さん、独特の目線から

生まれた本、現代から平安京の時代にトリップした青年は

現実の世界では、何でも秀逸な弟と比較してダメは自分、

トリップした世界では光源氏の兄と同じ境遇、その兄の母親の

陰陽師となって占い師を糧にして生きていく。

女御の子供、一宮のちの朱雀帝の行き方や女御そのものの

行き方から現代の行き方を考える・・・

 

そんな本で、目線が光源氏ではなく女御や一宮に合わせて

いるところに、面白味がある。

サブタイトル、源氏物語異聞である。

 

次はまったく異なるジャンルですが、「チベットの死者の書」

 

三冊目は、金田一秀穂さんの「ことば学入門」

4冊目は湊かなえさんの「山女日記」です。

これも山で読むとマッチした本のようですが、いやいや街中で読んで

もらいたい本である。

 

 

今年も後二ヶ月、何冊読めるかな・・・・・・

 


天空の城を求めて、二日目@大野市

2016年10月28日 10時45分48秒 | 旅行

昨日に続き、今日も大野城の天空の城を見ようと大野市に

泊まる。

翌日早朝に再び山登りをしてビューポイントへ。

しかし霧は現れず霧中の城は見ることができなかった。

また後日、挑戦だ!

高山に戻る途中で丸岡城に立ち寄る。

丸岡城は織田信長の襟禅一向一揆を平定するため、家臣の

柴田勝家に恩賞として、この地に築城を命じた。その後

移築して現在の丸岡に立て直して今に至る。

 

丸岡城は現存する天守閣中でもっとも古い建築だそうである。

またこの丸岡城の屋根は全部石瓦で葺かれており全国でも

稀な特徴である。

石の鯱

 

丸岡城を後にして、次は1乗谷朝倉氏遺跡を見に行く。

朝倉氏は現在の兵庫県の出身で南北朝時代に主に

したがって越前に入国した。

応仁の乱のときに活躍をきっかけに一乗谷に本拠を移した。

義影と5代103年間にわたって越前の中心として栄える。

この間、京、奈良から貴族、僧らを招き北陸の小京都として

栄える。

その栄華を今に伝える庭園や武家屋敷、商家なども

復元整備されており、昔を偲ぶことができる。

 

復元された武家屋敷

一乗谷図と見所

 

さて高山に帰りますか・・・・・

 

 

 


天空の城を求めて@越前大野市

2016年10月26日 22時42分14秒 | 旅行

位山トレイルも終わり娘たちは帰っていった。

歴史をひもとく会に入会して、長らく山城や古典の

勉強を(勉強と言うほどのものではないが)している

関係で知らず知らずのうちに城に興味を持つように

なった。

城内にあるお福池に映る天守閣と池の鯉

おおおお、霧が出てきたが・・・

麓から見た大野城

 

 

経ケ峰も上方に見えてきた。

 

先日の松本城もそうだが、今、日本どまんなか城めぐり

ツアーなるものがあって11月末まで二十数か所の城を廻る

企画モノだが、その中に越前大野城も含まれている。

それとこの大野城は、天空の城の一つでもある。

天空の城と言えば竹田城が有名だが、ここ大野城もそれは

素晴らしいようだ。

一年に10数回しか出現しないという幻の天空の城である。

出現の気象条件は、前日の湿度が高く、夜冷えて朝気温が

下がり晴れて風の無い日がベストだとか、でもそれでも

出ないときは多々あると言う。

 

23日、24日二日続けて出かけたがだめだった。

見るためには向の戌山に700mほど登らなくてはならない。

大野城は亀山という山のてっぺんに建っており、この亀山から

見るのがベストポジションです。

大野市地域起こし協力隊の方が頂上で待っておられ、いろいろ

話しをしてくださる。彼は毎日登ってきております。

多くのカメラマン、向こうに亀山に建つ大野城

 

 

 結局天空の城は出ず、下山して隣町の永平寺まで行く、もう何度も訪れて

いるお寺ですが曹洞宗総本山だけあって凛としてて修行僧の動きにも隙がない。

もうすぐ紅葉も見ごろになるだろう。

野点も開催されていた。

 

 ふたたび大野市に戻って、明日早朝に再度挑戦だ。

早めに寝ましょう。

 

 

 

 

 


飛騨位山トレイル応援

2016年10月25日 17時05分17秒 | アウトドアー

高山ウルトラマラソン、だいこんマラソンに続いて

今回第一回目の飛騨位山トレイルに参加した娘の

応援に行って来た。

コース表

モンデウス位山スキー場が発着点

 

ロングコース33KMもあって標高差725M、累積標高差

2100Mのコース、よくまぁこんな距離、それも山道獣道あり、

ぬかるみあり、岩まりと大変だ。

娘も数回転んだと言っていた、それでも完走できたんで

喜んでいました。また来年も出るって!きついけど

終わるとまたやりたくなるんですね、山登りも同じで

登っているときは、もうやめだ!と言っていながら頂上に

立ったり、帰ってくるとまた登りたくなる。なんでだろうね。

ちょっとガスってるが北アルプスや乗鞍岳、御岳山も見える絶好の見晴らしのいいコースです。

山頂のスタッフ

外人さんも参加

仲良く揃ってゴール

 

ただ応援してるだけでは面白くないんで、コースも

歩くことが出来ると聞いたんで位山(二百名山)山頂まで行くことにした。

7KMほどの行程なんで、ゆっくり登っていった、山頂で

娘の来るのを待った。通過したんで下山をし始めたら

雨が降って来た、急に気温も下がって寒かった。

 

無事完走したし帰って風呂でも入りましょう。

 

 

 


しらびそ小屋の朝@八ヶ岳~松本城へ

2016年10月24日 16時26分58秒 | アウトドアー

彼と二人きりの夜を過ごして、朝方私一人の部屋に

彼が入って来た、なにやらごそごそしてる様子、

起きるの起きれず、眼を瞑ってじっとしていた、

カチカチなにやらされている・・・・

 

ストーブに火を入れに来てくれた、あぁ~

やさしいね。

 

少し暖かくなったんで起きて窓から外を見れば煙突から

煙がでている、朝ごはんの支度を彼がしててくれる。

着替えて外に出れば天狗岳が真っ赤に焼けている

モルゲンロートです。ミドリ池と相まって、いい絵になっています。

するとリスさんもゴジュウカラもウソも、そしてリスさんも

朝食に来ます。

ウソ

ゴジュウカラ

みどり池が綺麗です。

 

 

 

リスも食事中

 

厚切りトーストとサラダ+珈琲、美味い!!

 

そして食事の用意ができました、彼と一緒に美味しい朝ごはんを

いただきます。ここの朝食と言えば厚切りジェイソンではなく

厚切りトーストです。これがめちゃ美味しいです。これを目当てに

登ってくる人もいるとか・・・・

小屋の主人には会えなかったがこの厚切りトーストが食べれれば

満足です。

彼とお話ししながら朝食をいただき、リスや小鳥たちと

遊んで下山することにしました。

これ、ホシガラスって言う鳥です。

天狗岳

 

でこのまま高山に帰るのもつまらないので、美ヶ原経由、松本城を

巡って帰ることにしました。コースは来た道半分通って、半分は

紅葉がありそうな峠道を選んで走った。

美ヶ原美術館とモニュメントをちらっと見て、松本市内へ入った。

松本城をしっかり見学、最近毎月の歴史の勉強会に参加して

いるんでちょっと城に興味を持ち始めた。

まぁなんでも興味を持てば楽しいですね。

帰り道、朝のキーンとした空気が身持ちいいです。

誰?

 

 

落葉松の黄葉が今一だったなぁ~

 

 

国宝 松本城

 

 

よく走って夕方高山の山荘に着いた、温泉に入って疲れをとって

休みましょう・・・・・・長い八ヶ岳の話でした。

 

明日(10/22)は飛騨位山トレイル大会の応援です(娘の)

 

 

 


しらびそ小屋にて@八ヶ岳

2016年10月23日 04時07分49秒 | アウトドアー

稲子湯から歩きはじめて2時間弱、みどり池のほとりに

建つしらびそ小屋に着いた。

小屋に入って挨拶したが若い男の子がでてきた、

ご主人は?と聞いたが奥さんと二人で上高地に

遊びに行ってるとのこと。

みどり池と天狗岳

一枚撮っておきましょ。

 

あらま!!せっかく来たのに・・・

でも予約もせずに来たから、私のほうがよくないのですから

文句は言えないが、会ってお話しができないのが残念。

でも今更戻るわけにも行かず、宿泊をお願いした。

この小屋は最高です、特に泊まりはいいですよ。

この方東京からご夫婦でこられた。

 

お茶とお菓子をだしていただき、ゆっくりしました。

夕食までの時間は、リュックにしのばせておいた文庫本

湊かなえさんの「山女日記」まさに山で読む本でぴったりです。

小屋の中にはストーブがあり暖かい火が揺れている。

 

お茶と飲みながら本を読んでいると、森の住人リスが

遊びに来ます、いや食事をしにきます、その仕草たるや

めちゃ可愛いです。

このリスが小屋の人気を一役かっています。

リスも食事中

 

 

そして夕食時間、どうも私以外の泊り客は居ないようだ

こんなことあるのかな?

今まで山小屋で一人きりなんて一回も無かった、

今回は貴重な体験です。

夜も更けて、息子さんと私だけの食事、もういろんな

話しに花が咲く夜は更けていきました。

なんとも濃密な夜を彼と過ごしました、うふふふ・・・・

 

夜半から風がでてきた、明日の天気はどうだろう・・・

しゃべり疲れて眠りに落ちる。

 

翌朝は・・・・

 

 

 


しらびそ小屋の主人に会いに行く その二 @八ヶ岳

2016年10月22日 05時52分14秒 | アウトドアー

ビーナスライン(国道299号線)を沿道の紅葉を見ながら

気持ちよくドライブ。

このライン上の最高位の麦草峠から麦草ヒュッテに寄った、

平日だから人は少ない、でも数人の登山客が出発準備を

していた。どこも中高年が多く、中でも女性の方が圧倒的に

多い。そしてみんなをリードされる、元気だ。

気をつけて!

 

落葉松が黄色くなってきた。

いい天気

こんな道がづっと続く、快適です。

だいぶ山奥に入ってきました。

到着です、稲子湯登山ゲート

ここで登山届けを出して出発です。

10数年前に歩いたときはもっと落葉松の紅葉が綺麗な

ような気がした。

それでも所々でもみじが赤くなっている。

みどり池の方に進む。

いよいよ急な坂道に差し掛かります、と言ってもそう大した

坂道ではありません。

一時間ほどこまどり沢沿いに歩くとここに到着、こまどり沢。

看板にはみどり池まで、ぼちぼち歩いて一時間、頑張って歩いて40分の

看板がみどあるが、ここからそんにはからない。

苔が出てきました。

こんなのや

こんなの。セイタカスギゴケとかイワダレゴケとは言うそうです。

急登を昇り切ると平坦になり、前方に小屋が見えてきます。

 

みどり池です、10数年ぶりです。

佇まいはほとんど変わっていないようだ。

趣ありますね~。

 

到着です、お疲れ様でした♪

 

おじゃましま~す。

 

ところが・・・・・・・

 

 


しらびそ小屋の主人に会いに行く、その一 @八ヶ岳

2016年10月21日 08時54分38秒 | アウトドアー

 

 

ようやく秋らしい日が続いています。

一昨日から北八ヶ岳天狗岳の麓、しらびそ小屋に・

夏の北穂高岳に続いてこの夏から秋はこの山行が

最後になるかも・・・ということでひょいっとリュックを

担いで出かけることにしました。

 

いつものように東名高速から東海縦貫道を通って

美濃から東海北陸道にのって、すいすいと高山に。

あらら、八ヶ岳なら中央道に行くのですが、ちょっと

寄り道して山荘で荷物を降ろして向かうことに。

 

朝少し早く起きて女神湖へ、友人が今年の紅葉は

今一とか、でもこの女神湖は綺麗そうとのことで、

またまた寄り道をしていくことにしました。

白樺湖から女神湖へ道沿いにも結構綺麗に紅葉

しています。

白樺湖

メルヘン街道とかビーナス街道とかいうニックネームのついた道は快適に

走ることができます。

 

女神湖の紅葉をどうぞ。

 

綺麗な紅葉を堪能したら蓼科方面に向かいます。

どんどん走ってこの街道の最高地点、麦草峠につきます。

ちょっと走ると白駒池近くを通ります、せっかくここまで

来たんだから寄り道しましょう。

ここも紅葉の名所になっています、だがここは紅葉の

いいのですが、もっと有名なのは苔です、いろいろな

苔が群生しています、今回の山行のしらびそ小屋への

道も苔いっぱいの山道です。

白駒池への道

色駒池の紅葉

白駒山荘、何度かおじゃました山荘です。

さて苔と池の畔の紅葉を満喫したんで先へ

進むとしましょう。

 

次は走って走って、やっと山梨小海町、稲子湯に着きます。

 

 

 

 

 

 

 

 


南伝上座仏教と現代@愛知大学仏教講座

2016年10月19日 03時20分35秒 | 街中暮らし

まぁまぁとんでもないテーマですが、一般人も聴講できる

と聞いて出かけてきました。仏像、寺、神社好きが講じて

こういう講座もあれば聴きに行っています。

ほとんどの人はあまり興味ないですが、聞いてみると

以外と面白いですよ。

学生になったつもりで大学の教授陣の話を聞いてきました。

 

南伝とはインドネシア、マレーシアなど東アジア南部に

伝播した仏教で、中国、日本などの仏教とはちょっと

違います。

彼ら南伝仏教は戒律をきちんと守って托鉢をして生活

しており、日本の僧ではほとんどは妻帯者で他に仕事を

持っておられる。

愛大キャンパス

山口県から来られて講演された住職

 

そしてもっとも日本と違う点は、僧を一旦辞めて、還俗に

なって、ふたたび僧になるという、日本の多くは世襲で

僧になるのとは大きく違って、一生のうちに何度でも

出家したり、還俗したりとすることができる。

また僧にならないと一人前とは見られない国、地域もある

ようで日本と対比して聞いていると面白いことがわかってきて

ためになります。

京都大学の林教授

戒律の説明チャート(守るべきこと)

津田塾大学の小島先生からも珍しい話をきくことができた。

 

 

帰りは満月が道を照らしてくれていた。

 

 


ええじゃないか・・・

2016年10月18日 07時31分54秒 | 街中暮らし

この土日、秋晴れのもと、ええじゃないか祭りが

開催された。

 

市民総踊りや子供造形パラダイス、ダンスコンテストなど

いろんな催しが開催された。木工教室も担当してちびっ子に

物づくりの楽しさを味わってもらう企画も。

 

中でも毎年展示される子供造形パラダイスは

全市の小、中学校の児童、生徒の力作が並ぶ、

見てて楽しいものばかりで素晴らしいものを展示されて

います。

 

 

帰りに美術館で開催されている山下清さんの

展覧会も観てきました。特に貼り絵は素晴らしい作品ばかりで

見入ってしまいました。

 画家 山下清は放浪のたびをして多くの絵を残したが、旅先には

スケッチブックなど絵を描く道具は持っていかなかったそうです(書き始めた当初)

すべて頭の中に記憶されていてそれを忠実に描いたそうです。

すごい才能なんですね。

 

絵の描ける人ってほんと凄いわ。

 

今日は子供の力作あり、画家の秀逸な作品を観た、楽しかった一日でした。