いっぱい出歩いていて、中々本が読めないが
今月はこの4冊。
まずは内館牧子さんの「十二単衣を着た悪魔」
まぁ何との言うか、内館牧子さん、独特の目線から
生まれた本、現代から平安京の時代にトリップした青年は
現実の世界では、何でも秀逸な弟と比較してダメは自分、
トリップした世界では光源氏の兄と同じ境遇、その兄の母親の
陰陽師となって占い師を糧にして生きていく。
女御の子供、一宮のちの朱雀帝の行き方や女御そのものの
行き方から現代の行き方を考える・・・
そんな本で、目線が光源氏ではなく女御や一宮に合わせて
いるところに、面白味がある。
サブタイトル、源氏物語異聞である。
次はまったく異なるジャンルですが、「チベットの死者の書」
三冊目は、金田一秀穂さんの「ことば学入門」
4冊目は湊かなえさんの「山女日記」です。
これも山で読むとマッチした本のようですが、いやいや街中で読んで
もらいたい本である。
、
今年も後二ヶ月、何冊読めるかな・・・・・・