ハリウッド映画 ドリームを観て来た。
パソコンの無い時代のこと、
1960年代のアメリカ宇宙開発物語で
国家の威信をかけてソ連との競争に翻弄していたが
先に友人宇宙飛行をソ連に先にいかれ
アメリカの国をあげての開発の中、三人の黒人女性が
その抜群の能力をかわれてNASAに入るが、
その頃はまだまだ人種差別が横行し、職場には有色人種の
トイレもない、800mも離れ別のビルまで行かなくてはならない、
そして珈琲一つ差別され、さらにNASAの技術職になるのは
学校の単位が必要で、近くには白人専用の学校しかなく・・・
等々多くの偏見と差別の中、私生活では再婚などの出来事も
取り入れた感動ものの映画です。
このNASAラングレー研究所の本部長役をケビンコスナーが
トイレの看板を壊すジーンや、おしっこの色は白人も黒人も同じだ!の
名台詞は凄いです。
多々ある差別待遇をその能力と果敢な訴えで一つ一つクリアーに
していく。
そして計算能力、理論を確立し白人技術者よりはるかに
早く、正確に計算し技術立証をして、窮地を救う・・・
そして彼女らの力で後のアポロ計画、人類初の月面着陸達成と繋がっていく。
もう何度も涙腺がゆるむ映画です。
現在彼女らの功績をたたえNASAには名誉プレートが
掲げられているという。
今、アメリカは白人至上主義の機運が高まっており
全米のあちこちで衝突がおきている、トランプ大統領の
対応のまずさもあってトラブルがおきている。
なんだかこの映画が今のアメリカへ警鐘を鳴らしているような・・・・
2016にアメリカで公開された映画で日本では今上映されています。
ちなみにhidden figureは暗数と言う意味です。