リカコの、これは「ゴミのようなブログ」か「ブログのようなゴミ」か

今までの人生は挫折つづきでサボテンのぴょん太さんもベランダで干からびているけど、最近ようやく自分を肯定できてきてるかも…

ホルン吹きに会った。

2006-08-09 23:52:28 | 日記
私は中学・高校で吹奏楽をやって、大学ではオーケストラに所属していたホルン吹きだ。
オーケストラ(以下、オケ)での活動がいちばん楽しかったかもしれないけれど、基本的に団体行動が苦手な流浪人なので、全体練習よりもパート練習よりも、個人練習がいちばん好きだった。

大学オケでは、近くに住んでいるプロ奏者の河野先生に時々パート練習を見ていただいた。
その河野先生が言うには、
「ホルン吹きには、ハゲかデブかヒゲしかいない」
らしい。

ちなみにそれは河野先生の自虐ネタでもあって、河野先生は1.の条件に当てはまっている。

ま、でもへっぽこホルン吹きの私にとっては
(ホルンが上手く吹ける)+(それで食ってる)=(神)
として崇拝の対象となっているので、ハゲだろうがデブだろうが全然カンケーない。ヒゲは最初から大歓迎だし。
私のゲテモノ好きはここから来てるんだろうな、きっと。


で、今日出会ったホルン吹きは、2.の条件に当てはまる人だった。

ずーっと昔、私のことを好きだと言ってくれたホルン吹きのおじさん(この人も2.)に雰囲気が似ていて、話していると22歳の頃に戻ったようで誠に気持ちがよかった。

ここからは私の印象だけでものを言うけれど、ホルン吹きというのはオケやブラスバンドの中心的な存在で(部長とかやっていて)、大らかで、大酒飲みで、豪快で、ついでに後輩食いしちゃう人が多いのではなかろうか。

私は同業者(ホルン吹き)とつき合ったことはないし、そもそも音楽やってる人と恋愛関係をもったことがないけれど、同じ趣味を持った恋人ってどうなのかしら。先輩の言うことを真摯に受け入れられない流浪人の私は「キミの奏法は…」とか言われたら「うるせぇ」って別れちゃうのかな。

ちなみに、今日のホルン吹きはホルンパートの後輩と結婚したそうで、昔私を好きだと言ってくれたホルン吹きのおじさんも奥さんお嬢さんがホルン吹いているらしい。この人も後輩食いだろうな。

って、当時すでに奥さんお嬢さんがいて私を口説いてる時点で大らか過ぎるよ。