リカコの、これは「ゴミのようなブログ」か「ブログのようなゴミ」か

今までの人生は挫折つづきでサボテンのぴょん太さんもベランダで干からびているけど、最近ようやく自分を肯定できてきてるかも…

女を捨てた暮らしぶり

2006-08-08 00:48:46 | 日記
この暑いなか勤労に励んでいる庶民どもには申し訳ないが、明日、1泊旅行に出かけることになっている。
台風が近づいているから良い天候は望めないけれども、大自然を満喫しに行くわけじゃないから別にいい。
しかし、友人とのお泊り旅行など久しぶりすぎて、ある重大な問題が浮上していることに直前まで気がつかなかった。

私「よく考えてみたら、私、人前で着られるようなパジャマ持ってない」
彼「持ってないね。」
私「…パンツもないよ。」
彼「キミのはパンツじゃなくて、ズロースって言うんだよ。」

くやしいけれど言い返せない。

彼「恥ずかしいんだったら、大浴場は我慢して部屋のお風呂に入りなさい」
私「やだぁ(泣)」
彼「パンツだけじゃないよ。恥ずかしいなぁ、腹巻。」
私「恥ずかしい(泣)」
彼「腹巻がないと、お腹こわしちゃうもんねぇ」

そんなわけで、仕事のあとにユニクロに行ってパンツを買ってきたのだった。
でも、どうして洋服屋のマネキンって、消費者的事情を一切無視した理想的な体型をしているのだろう。
第一、あんなにお腹がストンとした女って、この世に存在するのだろうか?

パンツを選んでいたら時間切れで店が閉まってしまい、旅行かばんを買うことができなくなった。

彼「あの小汚いブタカバンを使うつもりなの?」
私「しょうがないじゃん。他に何も持ってないんだもの。」
彼「みんなきっとヴィトンのボストンバッグとか持って来るんだよ」
私「うん。私もそう思う…。」
彼「恥ずかしいなぁ、ブタカバン。」
私「うん、行くのやめちゃいたいくらい恥ずかしいよぉ(泣)」

困った。やっぱり女を捨てた生活はいけない。
反省して、ズロースとブタカバンは捨てる。旅行から帰ったら。

見えるものと見えないもの

2006-08-07 23:37:48 | 日記
しばらく「残業なんてしてやらんもんね」派だった私は、今日は珍しく遅くまで働いて、そのあと買い物をして、帰宅が10時になった。
駅の改札口を通ったとき、あっと気がついたが、あのラーメン屋ならぬ定食屋が開いていた。

今までどうして開いていることに気づかなかったのだろう…と、まじまじと店先を眺めてしまった。

それは看板だった。

ラーメン 定食 餃子ショップ

〔ラーメン〕〔定食〕は普通のボードに書かれているので夜は目立たない。〔餃子ショップ〕だけが内側に照明が灯り、闇に浮かび上がっている。逆に、昼間は電気がついていないから目立たないのだった。
そうか、この店の名は「餃子ショップ」だったのだ。

しまった!看板料理を食い損ねてた!

それは本当にホタテなのか。

2006-08-06 23:51:21 | 日記
ハッと気がついたら、この町に引っ越してきて2年が経っていた。

そんなわけで、「町をもっと知ろう」キャンペーンを勝手に推進することにして、駅前のラーメン屋に行ってきた。
このラーメン屋は夜7時に閉まるので、今まで開いているのを見たことがなかったのだ。

ガラリと扉を開けると、ついさっきまでそこの空き家を解体してました的なおじちゃんやら、運転ばっかで最近すっかりお腹がせり出してきちゃった的パンチパーマのおじちゃんやらがずらりと並んで、天井の隅にくくりつけられたテレビをにらみつけていた。
席なんてもちろんテレビの真下しか空いていないので、そこに座る。地震なんて起こったら真っ先に頭蓋骨陥没で死ぬ危険スポットだ。

ラーメンよりも定食の種類の方が断然多く、ラーメンスープの香りが全く漂ってこない。
厨房のハチマキオヤジが鍋の中味よりもテレビを気にしてるよーな
ビアサーバーの上に大きなダルマが鎮座しているよーな
届いた瓶ビールケースをまたがなきゃ外に出られないよーな
タバコの吸殻が山になった灰皿がずっと放置されているよーな
普通の定食屋さんだった。


彼「ミニカツ丼と半ラーメン」
私「モツいため定食」

おじちゃんたちの前に置かれたお膳のボリュームの多さに少々ビビリながらも3週間前の雑誌を読みながらおとなしく定食が出来上がるのを待つことにした。

彼「おい」
私「なに?」
彼「あれ見たか?ホタテ風味フライ定食」

スポーツ新聞に目を落としたまま「壁を見ろよ」とつぶやく。
そんなコソコソする必要ないのに、新参者にとってはなんとなくそういう行動に出てしまうような雰囲気なのだ。

私「なに、風味って?ホタテじゃないの?」
彼「ホタテの味がする全然違うものなんだよ、きっと」
私「全然違うものって何??」
彼「白身魚か、マンボウ?」
私「それにしてはバカ高くない?」

そう、なんかこのお店はナンカ料金設定がヘンなのだ。

肉入野菜いため定食 880円
帆立風味フライ定食 820円
ヤキニク定食    780円

モツいため定食は720円、ミニカツ丼と半ラーメンのセットは小鉢も何もつかないくせに900円以上した。
普通、ヤキニク定食はいちばん美味そうで最強なのではないか?と。
それが、帆立風味の正体不明のフライよりも安くされ、よりによって野菜炒めなんかに王座を乗っ取られている。

ヤキニク、立場ないよ。



モツ炒めは、今まで食べたどのモツよりも臭くて、生姜とニンニクがガンガンに効いていて激ウマだった。
また来よう。次回彼は間違いなくホタテ風味にチャレンジするはずだから、私はヤキニクを応援しよう。

私と彼のフライデーナイト

2006-08-05 10:27:28 | 日記
昨日は家に帰ってから牛乳がないのに気づき、コンビニまで買いに行ってきた。
近所にあるスリーエフはとてもデキたコンビニで、野菜が置いてあったり、卵がスーパーよりも安かったり、警察がよく巡視に来たりする(単に近くの交番から夜食買いに来てるだけだけど)。しかも店主のおじちゃんがとっても親切で丁寧な人だ。昨日はタイミング良く牛乳とシュークリームの特売日だった。

家に帰り、コーンフレークを食べ、読みかけの本を開きながらチョコレートを1箱食べ…たところまでは覚えているのだけれど、ハッと気づいたら朝の6時だった。

リビングに行くとビールの空き缶がいくつも転がっていて、タコワサビやいかくんを食い散らかした残骸が放置されていて、テレビは外部入力画面のままつけっぱ、夫はソファでひっくり返っていた。

私のバッグの中身がぶちまけられ散らばっていたのは、携帯の目覚ましアラームがうるさく鳴ったからだろう。スヌーズ機能でかなり執拗にイヤラシク鳴り続けるので、電池が外されていた。

この惨状下で面白かったのは、私がちゃんとパジャマを着せられていたこと、冷蔵庫の中のシュークリームが2倍の数量に増えていたこと、見終わったDVDがTSUTAYA DISCASの返信用封筒に入って玄関のドアに貼りつけられていたことだ。結構、理知整然と酔っ払っていたんだナと思うとおかしかった。

鼻水もご愛嬌

2006-08-03 15:24:42 | 日記
私のフラッシュメモリにぶら下がっているリラックマ君は、お茶の景品でついてきたブリキ製(多分)の子だ。
ポケットやカバンに入れられ、家の鍵とこすれあったりして、色が剥げてきた。
白いお鼻がブタ君のようになってしまったので、修正液を塗ってクマ君に戻してあげることにした。

結果は大失敗。鼻水たれた。ティッシュで拭いたけど、あぁっ、クマ君ごめん…。


先日、姪の誕生日プレゼントにぬいぐるみを買った。そのとき気づいたんだけど、リラックマって背中にチャックがついてて中にバイトの人が入ってるらしい。

細かい作業をしながら、自分のこんな小さなはなたれリラックマにもチャックがついていることに、遅ればせながら気がついた。芸の細かさに恐れ入った。

ヤナギにトロトロ。

2006-08-02 17:27:55 | 日記
自分は今までマシュマロというものをバカにしていた。

昨日おみやげにもらったパティスリー・タダシヤナギのギモーブというお菓子。
フランスではマシュマロのことをギモーブと呼ぶそうだ。
一口食べて、あわてて写真を撮った。

マシュマロなんて味のしないものだと思っていたし、ココアに入れて溶かす以外に用途なんてないと思っていた。

ごめんなさい、マシュマロ。あやまらせてください。

口に入れるなりラズベリー(多分)の香りが広がって、トロトロとろけていく。見た目は淡い色なのに、中にジャムが詰めてあるの?と思うほどジューシーで濃厚な味わい。

ときどき、自分の中で凝り固まってた概念を打ち破るようなショーゲキ的な出会いがあるけど、このギモーブ、まさにこれ!!


リスト作ろっかな。

003. マシュマロの概念を変えてくれた「パティスリー・タダシヤナギのギモーブ」
002. ういろうの概念を変えてくれた「餅文総本店の献上外郎(抹茶)」
001. ハゲの概念を変えてくれた「エド・ハリス」