『こんばんは、○○に来たのだけど、夕方に1尾来ただけなのだよね。 1人なので攻め手が解らないのだけど、どうすればよいの?』
・・・と、13日夜、釣友の光ちゃんから℡。
「・・えっ? うねり大丈夫?・・・・そこはね・・・」
直前の予報でも、波・うねり3mとの予報で、今夜は無理と判断、翌日の状況で出ようと思っていた矢先だったので、驚いた。
でも、12時間後には更なるハプニングが待っていた。
光ちゃんの話では、うねりはあるが危険を感じるほどではないとのことで、急遽予定を変更し、keiさん・ロコパパさんを半ば強引に巻き込み、光ちゃんの待つ白浜某所へ向かった。
4人揃って始めたのが午前4時頃、北風がやや強いが、釣りには支障はない。しかし、アタリもない。
曇天の下、ようやく周囲が明るくなりだした6時頃、ウキが入りいきなり30cm強の良型が登場!
潮位がまだ足りないせいか、なかなか群れが居つかない。
ヒロミナスが要らなくなるほど明るくなってから、今度は25cm前後の中型が好調に釣れるようになった。
コマセも効いてきたのか、広範囲でアタリが出るようになり、釣り場は鉄火場状態に!
そんな中、ポイントに向かい左端で釣っていたワシは、掛けたアジを、右隣の仕掛けを避けて取り込もうと、竿先を左に寝かせてゆっくりリーリング・・・・ポイントから5mほど寄せたところで・・・・
ガクンッ・・・・ズギュギュ~ッ!
と竿先が持ち込まれた!
最初は、2本針だったので2尾目が付いたかな?・・・くらいに考えていたが、
ズオオオオオォ~~~ンという感じで、一気に持っていかれて思わずリールを逆転!
アジのように速いリズムの尻尾の振り方ではないので、すぐに大型のフィッシュイーターと判断、足場はいいし、仲間ばかりで来ていたので、ゆっくり時間を掛けて応戦させてもらう。
兎に角重い・・・・沖のほうへ走り出したら、スピードは遅いがコントロールのしようがない・・・
ハリスは2号なので、当然無理はできない。
何度かの重たい走りをかわしてウキが見えてきた。
しかし、ここからが長かった。
(こいつは、口に針が掛かっていることを認識していないのじゃないか?)
実際は1分もなかったかもしれないが、ウキが見えてからの時間はとてつもなく長く感じた。
なかなか天秤まで見えてこない。
足元で右往左往する魚。
「エイだったら、がっかりだね・・・・」
重すぎる引きに、そんな疑念が真実味を帯びて沸いてくる。
ようやく天秤が見えてきた。
「ヒラメだぁ~で、で、・・・でけぇ~!」
誰かの声に、心臓が破裂しそうになる。
ハリスが見えてきた。
光ちゃんが、玉網を構える。
入るのか?
視界に捉えたそのモンスターは、昨年の獲物が幼魚に感じるほどのサイズだ!
頭が枠に入った。はみ出す尻尾!
光ちゃんが、中に収めようと玉網を揺する
(有眼側は光ちゃん撮影)
実測76cm、重量は帰宅後の検量で6.0kg
釣り人生、最大魚と対面に、釣友の祝福にも反応できず、しばし呆然とする。
続きはまた・・・・
日時:2008年1月13日4:00~12:30
場所:白浜某所
潮汐:中潮
釣果:ヒラメ 76cm・6.0kg 1枚
アジ 20~32cm×52尾